サイエンス・アイ新書
ヒッグス粒子とはなにか―素粒子物理とヒッグス粒子の世界を追う

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 214p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797371673
  • NDC分類 429.6
  • Cコード C0242

内容説明

2012年7月4日、世界中を驚かせたヒッグス粒子発見のトップニュース。物質や宇宙の起源が見えてくると期待されているこの粒子発見には、湯川、南部、小柴、小林、益川らノーベル物理学賞を受賞した日本人科学者らも重要な貢献をしている。そこで本書は、ヒッグス粒子発見までの歴史を追いながら、ヒッグス粒子と素粒子物理の世界について写真や図を使いわかりやすく解説していく。

目次

序章 ヒッグス粒子は本当に発見されたか?
第1章 ヒッグス粒子とはなにか?
第2章 どうやってヒッグス粒子を見つけるか?
第3章 “湯川粒子”からヒッグス粒子への道のり
第4章 世界最大の加速器LHCを見る
第5章 ヒッグス粒子を超えて
第6章 素粒子物理と宇宙論は表裏一体
第7章 未解決の問題
追補 素粒子用語の読み物的解説

著者等紹介

ホライス,ハインツ[ホライス,ハインツ] [Horeis,Heinz]
物理学教師から科学ジャーナリストに転向。ドイツの科学雑誌編集長を経て1990年より矢沢サイエンスオフィス・ヨーロッパスタッフを兼ね、多数のノーベル賞学者などにインタビュー。たびたび来日して日本の科学技術を取材しドイツのメディアに紹介している

矢沢潔[ヤザワキヨシ]
科学雑誌編集長などを経て1982年より科学情報グループ矢沢サイエンスオフィス((株)矢沢事務所)代表。内外の科学者・研究者、科学ジャーナリスト、編集者などをネットワーク化し30年あまりにわたり自然科学、未来技術、エネルギー、医学(人間と動物)などに関する情報・執筆活動を続ける。編著書数十冊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kazu

2
初心者向けの本だと少し物足りないと思い。本書を取ってみましたが、こちらもどちらかというと初心者向けだったようです。写真やイラストが多くて分かりやすかったです。でももう少しツッコンだ話があっても良かったかです。結局、疑問が解決したと思っても、次の新たな疑問が出てきちゃうんですよね。質量とエネルギーってなんなんだろう。2013/04/08

たつるん

1
素人にはちょっと難しかった。 素粒子や表題のヒッグス粒子など、小さくて観測しにくいものが、宇宙誕生につながる。 ミクロとマクロを繋げるところがこの学問も楽しいところだ。2018/04/21

天澤 眞輝

1
ニュース・科学誌で報道された『ヒッグス粒子…【質量】をあたえるモノ』について、前半は高エネルギー加速器や研究史が中心の知識啓蒙。第5・6・7章は素粒子物理・現代宇宙論・大統一理論の入門となっています。もちろん!数式が展開される論理的記述はありません♪専門書を読み進め紐解いていくときにイメージを膨らませることができる後半が好き♪♪な一冊です~ゲンダイ(^o^)ブツリガク2013/03/07

ふーた

0
付箋は7枚。2015/04/26

Hikaru Tabuchi

0
素粒子ヤバイ。宇宙ヤバイ。ダークマターとかダークエネルギーとかを真剣に探してる科学者ヤバイ。宇宙誕生とか大エネルギー過ぎてヤバイ。現代物理学が不確定要素の塊でヤバイ。というように、頭使わなくても楽しく読めました。2013/03/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5882292
  • ご注意事項

最近チェックした商品