内容説明
2012年7月4日、世界中を驚かせたヒッグス粒子発見のトップニュース。物質や宇宙の起源が見えてくると期待されているこの粒子発見には、湯川、南部、小柴、小林、益川らノーベル物理学賞を受賞した日本人科学者らも重要な貢献をしている。そこで本書は、ヒッグス粒子発見までの歴史を追いながら、ヒッグス粒子と素粒子物理の世界について写真や図を使いわかりやすく解説していく。
目次
序章 ヒッグス粒子は本当に発見されたか?
第1章 ヒッグス粒子とはなにか?
第2章 どうやってヒッグス粒子を見つけるか?
第3章 “湯川粒子”からヒッグス粒子への道のり
第4章 世界最大の加速器LHCを見る
第5章 ヒッグス粒子を超えて
第6章 素粒子物理と宇宙論は表裏一体
第7章 未解決の問題
追補 素粒子用語の読み物的解説
著者等紹介
ホライス,ハインツ[ホライス,ハインツ] [Horeis,Heinz]
物理学教師から科学ジャーナリストに転向。ドイツの科学雑誌編集長を経て1990年より矢沢サイエンスオフィス・ヨーロッパスタッフを兼ね、多数のノーベル賞学者などにインタビュー。たびたび来日して日本の科学技術を取材しドイツのメディアに紹介している
矢沢潔[ヤザワキヨシ]
科学雑誌編集長などを経て1982年より科学情報グループ矢沢サイエンスオフィス((株)矢沢事務所)代表。内外の科学者・研究者、科学ジャーナリスト、編集者などをネットワーク化し30年あまりにわたり自然科学、未来技術、エネルギー、医学(人間と動物)などに関する情報・執筆活動を続ける。編著書数十冊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kazu
たつるん
天澤 眞輝
ふーた
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