内容説明
日本のビジネスマンは何を学びとるのか!?奇跡的成長の原動力となった、会長イ・ゴンヒの経営能力とリーダーシップを正確に分析。そこには、9つのコア・キーワードと27の法則が存在した。
目次
1 珍島犬―しつこさでケリをつけろ
2 映画―多角的に考えよ
3 マニア―天才とマニア、彼らと親しくなれ
4 スポーツ―エチケットとルールを守って相手を制圧せよ
5 木鶏―カリスマで相手を圧倒し目標を達成せよ
6 ナマズ―絶え間ない競争で組織を強化せよ
7 論語―人が一番大切だ
8 凧―危機からチャンスを、チャンスから危機を
9 読書―モーレツ読書で自分も組織も跳躍させろ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hirouch
4
何かを成功させる裏側にある力はいつも同じ。適当に綺麗にやるだけで成功が訪れることはない。イゴンヒ元会長が若い頃いろんな苦労をしていたことを初めて知りました。映画好きは知っていたけど、こんなに苦労して勉強して成功された方だったとは!最後の方は勉強と読書の大切さについて延々と語られ、なんだか嬉しかったです。モチベーションが上がる本です。2024/01/31
てるるる
0
「サムスン流」と表紙にあるが、サムスン電子のCEOのイ・ゴンヒについてが主に書かれている。9つのキーワードごとに分かれて書かれて、その中でも、映画と木鶏が印象に残った。サムスンという大企業を引っ張るイ・ゴンヒの経営精神が、今の日本のCEOや経営陣には必要だと思った。2015/12/20
Naotacar
0
日本ではあまり取り上げられないサムスンの社長、イ・ゴンヒについて述べられている。彼は20代後半になるまで経営の勉強をあまりしていなかったという。そこから、多読を通じ、イノベーションを大切さを学んだ。国の支えもあるし、これからもサムスンの進撃は続くと感じさせられた。2014/01/31
雪だんだ
0
初読み イゴンヒの自伝ではなく、行動、言葉、思想から筆者が客観的にサムスンの戦略を分析した本。 この本でイゴンヒの人となりを理解できるものではないが、一般的なビジネス書としてはタメになる本。2018/01/28