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内容説明
東京・新橋駅前で40年、小石のようにうずくまり、靴磨きを続ける中村幸子さん。彼女は、靴を磨きにきたお客に必ず「大丈夫よ、がんばってね」と声をかける。どん底の人生だって強く生きられる―。この本を読み終えたとき、あなたにも、その励ましの言葉が聞こえてくるに違いない。
目次
序章 大地震の瞬間(二〇一一年、三月十一日;地震直後も磨き続ける ほか)
1章 地べたに座る女の生きざま(男たちの人生の舞台;弟妹との死別の記憶 ほか)
2章 極限の生活から靴磨きへの挑戦(リヤカー引きから靴磨きへ;昭和三十年の大流行歌 ほか)
3章 八十一歳、仕事がある幸せ(辛い時は街を歩いて;靴を見れば人が分かる ほか)
著者等紹介
佐藤史朗[サトウシロウ]
1948年生まれ。島根県松江市出身。中日新聞社(東京新聞)入社。社会部警視庁、警察庁記者として一億円拾得事件、ホテル・ニュージャパン火災、日航ジャンボ機墜落事故、首都圏連続幼女誘拐殺人事件などを取材。さいたま、横浜支局長、編集局デスク長を経て編集委員。作曲家・船村徹、杉良太郎、橋幸夫ら著名人の新聞長期連載を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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稲岡慶郎の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
11
初読。新橋の地べたに座って40年もの間靴磨きを続ける中村さん。壮絶な人生と、その教え。2012/12/15
0422
0
いい。生きるとはこういうことかな。2013/10/23
ryo-na3
0
生きるための全て
AOI
0
ゼロから始まった人生。人生は楽じゃない。でも、どんな仕事をしていようが一生懸命に生きる姿は素敵。2018/04/04
ぼぉ
0
生きる姿勢が真摯で手を合わせたくなった。 地に足をつけて生きるとはこうゆうことかと感じました。 尊いとはこのような方のことだと思った。2018/03/30