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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ころん
9
千和の決意、真涼の戸惑い、遂に彼女と幼なじみのガチ修羅場。夏合宿から帰ってきて新学期までの間を書いた短編集っぽい作り。ヒロインひとりひとりがメインになってる話があって、今の状態で４人が激突したらどうなるんだろうって楽しみすぎる。愛衣とヒメの本格参戦はあるのか、このままサブ扱いなのか。カオル君はいつまでもったいぶらせるのか。千和はストレートに気持ちをぶつけるようになったけど、真涼さんはもにょもにょしてばっかで。フェイクの関係が通用しなくなったとき、どうするのか楽しみ。真涼さんヤンデレ化とかあるかな。2012/07/18
カインズ
8
【枷を外せ】★★★☆☆ 主人公と真涼の関係があるので、他の女の子達とはどうなってしまうのだろうかと思いましたが、他の女の子達がこれまで以上に頑張ってアプローチしてくる姿に心打たれました。そんな女の子達が主人公に影響を与えていく姿が印象的。それだけに、自分勝手な行動で主人公を振り回す真涼が主人公の枷になっているように思えて仕方がありません。主人公も人を罵ったり責めたりなじったりする人間が嫌いと自分で言ってるのに、それら全てを兼ね備える真涼に満更でもないし。なんだか自己矛盾してませんか？2012/08/14
sugamasan
7
春夏秋冬それぞれのエピソード。夏合宿の後、それぞれが変化・成長を遂げている。４人ともが可愛く魅力的！もはや誰を応援していいやら（笑）相変わらずカオルがどう絡んでくるのか期待をもたせつつ、本巻のあの締めくくり！続きが気になって仕方ないです。2012/07/19
asjunya
7
これまでどんなときも余裕ある態度を崩さなかったのに、ここに来て一転不安定になっている真涼。逆に何か吹っ切れて精神的にタフになった千和。嘘だった気持ちが本気なってしまい、自分自身の気持ちが分からなくなっているからこそ不安定なんだろう。でも端から見たら鋭太のことが本気で好きなのは丸わかり。特にデレた時とか、どうみても演技じゃ無いです。本当にありがとうございました。デレたり病んだり、今巻は本当いろいろな真涼さんが見られます。そういう意味で自分的に満足度は高い。☆×4.52012/07/14
タク
6
冬海とヒメのアレは酷いものを見た気分。特にヒメの姉の説得とかなにそれと呆然。個人的に、本作は真涼だけでもってる状態です／裕時さん含め、最近の若手ラノベ作家は関係性を進めるのに躊躇がなくて、そこは楽しいです。ハーレムを結構簡単にぶっ壊す。『とらドラ』以降の傾向かしら（偽史語り）2012/10/06
