サイエンス・アイ新書<br> ミサイルの科学―現代戦に不可欠な誘導弾の秘密に迫る

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サイエンス・アイ新書
ミサイルの科学―現代戦に不可欠な誘導弾の秘密に迫る

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797369656
  • NDC分類 559.5
  • Cコード C0256

出版社内容情報

「ミサイルの秘密」を科学で解き明かす。

【陸上自衛隊の武器補給処技術課研究班に勤務した、武器のスペシャリストが「ミサイル」の基本を1冊にまとめました!】

【この本の内容(一部)】
●核抑止力の主役~潜水艦発射弾道ミサイル
●ロシアのフロッグ-7はミサイルか?~地対地ミサイル
●射程100km以上の艦対艦ミサイルもある~艦対艦ミサイル
●空から撃てば射程も伸びる~空対艦ミサイル
●宇宙を制するものは戦場を制する~対衛星ミサイル
●発射位置と誘導位置が違ってもいい~レーザー誘導
●巡航ミサイルの基本的誘導方式とは?~地形照合誘導
●「事実上の弾道ミサイル」とは?
●充填した形状で燃焼状態が決まる~固体燃料ロケット
●トマホークのエンジンはターボファン~ジェットエンジン
●毒ガスというけれど、実は液体~化学弾頭
●発射の瞬間は探知できないが~偵察衛星でミサイル基地を探す
●大出力の巨大レーダーは冷却も大変~レーダーによるミサイル探知
●撃たせないことがいちばん~核抑止と相互確証破壊
●「高校生でもつくれる」というのは砲身式~砲身式と爆縮式

【この本の各章】
■第1章 ミサイルの分類
■第2章 誘導方式
■第3章 推進方式
■第4章 弾頭
■第5章 戦術ミサイルから生き残る
■第6章 弾道ミサイル防衛
■第7章 核弾頭
■第8章 核爆発から生き残る
■第9章 世界のミサイル

■第1章 ミサイルの分類
■第2章 誘導方式
■第3章 推進方式
■第4章 弾頭
■第5章 戦術ミサイルから生き残る
■第6章 弾道ミサイル防衛
■第7章 核弾頭
■第8章 核爆発から生き残る
■第9章 世界のミサイル

【著者紹介】
1950年生まれ。自衛隊霞ヶ浦航空学校出身。北部方面隊勤務後、武器補給処技術課研究班勤務。2004年定年退官。著書はサイエンス・アイ新書『銃の科学』『狙撃の科学』『重火器の科学』のほか、『鉄砲撃って100!』『スナイパー入門』(光人社)、『自衛隊89式小銃』『中国軍VS自衛隊』(並木書房)、『世界のGUNバイブル』(笠倉出版)など多数。

内容説明

ミサイルは自ら推進力を持ち、定められた目標へ正確に到達し、それを確実に撃破する能力が求められます。このためハードウェアもソフトウェアも「ハイテクの魂」です。本書では戦術ミサイル(対空、対艦、対地など)から核弾頭を搭載する戦略ミサイルまで、誘導方式や推進方式、各種弾頭などを解説します。また、戦術ミサイルや戦略ミサイルへの対抗手段や核爆発から生き残る手段なども紹介します。

目次

第1章 ミサイルの分類
第2章 誘導方式
第3章 推進方式
第4章 弾頭
第5章 戦術ミサイルから生き残る
第6章 弾道ミサイル防衛
第7章 核弾頭
第8章 核爆発から生き残る
第9章 世界のミサイル

著者等紹介

かのよしのり[カノヨシノリ]
1950年生まれ。自衛隊霞ヶ浦航空学校出身。北部方面隊勤務後、武器補給処技術課研究班勤務。2004年、定年退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kouro-hou

22
ミサイル特化本。ロケットとは違うんだ、から地対空、地対艦、空対地、空対空、大陸弾道ミサイル等が写真付きでずらーっと並んだ後は、弾頭の種類やそれらを喰らう方の防御術に続く。戦車の爆発反応装甲とかよく考えるな、と思いますが喰らったら戦車は平気でも中の人は地獄です。核弾頭のしくみの解説はイメージしやすく、少し古い本ではあるのですが先日公開された映画「オッペンハイマー」のシーンの理解に役立ちました。また核弾頭を使われちゃった後のサバイバル術では、地下シェルターの仕組みなんかも。終末を生きる想像力のお供に。2024/07/15

kk

16
弾道ミサイルや巡航ミサイルに限らず、空対空や艦対空などなど、凡そ誘導弾一般を対象として基本的な事項を解説するもの。内容的にはちょっとラフな感じもしなくもありませんが、写真や図解が多くて眺めやすいし、項目の区切り方や並べ方がよく考えられているように覚えました。頭の中を整理するのに宜しい一冊かと思います。2022/01/16

5
冒頭、「軍事を理解していなかったから戦後日本の政治家にまともなヤツは一人もいなかった」でげんなりしてしまった…という悪印象を最後まで引きずる結果に。解説は初心者向けで、最低限のことは分かりやすく書いてあるものの、ある程度の基礎知識があると目新しい情報はない。一方、本文中でシースパローの射程を「50km程度」と書いていたり(最後の「主要な艦対空ミサイル」のところでは「26km」との表記)、AGM-84の射程が315kmもあったり、「IMR-161 スタンダード」と書いてあったりするので、信用できない。2017/07/29

in medio tutissimus ibis.

4
前書きで国家の主権者たるに近代戦に不可欠なミサイルの事を多少なりとも知るべきである云々と鹿爪らしいことを言いながらマニアにはならなくてもいいなどと言っていましたが、そこかしこにあふれる自身のマニア魂は隠しきれず。最近のミサイルはコンテナ入りでミサイルそのものを目にする機会がなくなったと寂しがる筆者は割と好きです。できればそうする理由とかにも触れてくれるとよかった。一応、ホットランチで撃ちまくるためかなと本の内容から予想は立てられたけどあくまで予想だし。データだけじゃなくそういう感情的なフックは大切にしたい2017/10/23

なか

4
普段はこういうの読まないんだけど、騒いでもしょうがないから基礎的な知識でも身に付かないかなーと思って読む。結局分からなかったけど索引があるのでよく分からない用語が出てくる話題で、索引から引いてみるのもいいのかも。核爆弾が落ちて生き残るためにって章、核が落ちたら絶対生き残らない気がしてたけど、100%死ぬ所も多いけど、対処次第では少しはパーセンテージ下がる? みたいな…それが幸せかは解らないけど100%死ぬのは個人的にはしっかり不幸だしなあ…と。淡々とした説明なので気持ち悪くならなくてそこが1番良かった。2017/08/29

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