内容説明
考古学者のワイルド夫妻は、ナチスの秘密文書を根拠に、ヒマラヤ山脈へと向かう。しかし、アトランティスの謎の解明を目前にして、謎の組織「ブラザーフッド」に射殺される。―10年後、両親のあとを継ぎ考古学者となった娘のニーナ・ワイルドは、アトランティスに関する自説を証明するための調査資金を得ようと、大学の審査会におもむくが、その晩、何者かに命を狙われ―。スピーディーな展開の超絶アクション・スリラー。
著者等紹介
マクダーモット,アンディ[マクダーモット,アンディ][McDermott,Andy]
1974年、英国ウェストヨークシャー州生まれ。ジャーナリスト、編集者などを経て2007年11月に『アトランティス殱滅計画を阻め!』でデビュー
棚橋志行[タナハシシコウ]
翻訳家。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Richard Thornburg
1
感想:★★★★ スピード感があり面白いです! アトランティスの謎を追って、舞台はチベット→その10年後のニューヨーク→ノルウェイ→イラン→ブラジルと目まぐるしく変わります。 随所の比喩に映画タイトルやヒーロー名を使っているのは面白いです。 あとボディガード役のチェイスに好感! SAS出身ということでFN Hi-Powerでも使ってるのかと思ったら、なぜかWildey.45Win.Mag(笑) 話はアマゾンのジャングル内にあったポセイドン神殿で3つの試練のうち、2つの試練を克服したところで下巻へ。2013/09/19
w_h_o
1
遺跡と乗り物とスピード感は確かにカッスラーっぽい。カッスラーより薀蓄が少ないので読みやすい、と言う人と物足りない、という人がいると思うぞ。わたしはパールマターみたいな人の存在欲しいかも。2012/10/23
mimi_chataro
1
「アトランティス」に弱いのでつい手を出してしまう。どんどん話が展開しあちこちに連れてゆかれて下巻へ進む。2012/10/01
コギコギ555
0
失われた大陸アトランティスはどこにあるのか?に興味を持って、読んでみることに。こちらの上巻では、アクションにつぐアクションだらけだったので、下巻では落ち着いた感じで、主旨のアトランティス関連についてかかれているといいなぁ。2014/08/30