内容説明
家でイヌやネコなどのペットと毎日接していても、それまで知らなかったしぐさや習性などに遭遇することってありますよね。動物園園長なら、その機会は数知れないほどでしょう。本書は日本各地の動物園や世界各地でさまざまな動物たちを見てきた元大阪市天王寺動物園の園長が、知って、見て、驚いた数々の出来事をもとに、動物たちのふしぎを追いかけます。
目次
第1章 姿形が異形な動物のふしぎ
第2章 動物園で見られる動物のふしぎ
第3章 身近にいる動物のふしぎ
第4章 日本の文化と関わりの深い動物のふしぎ
第5章 絶滅の危機にひんする動物のふしぎ
第6章 海外で見た動物のふしぎ
著者等紹介
中川哲男[ナカガワテツオ]
1943年大阪生まれ。獣医師。学芸員。日本獣医畜産大学(現・日本獣医生命科学大学)獣医学科卒業。1999年大阪市天王寺動物園園長。2005年(社)大阪市天王寺動物園協会理事長、2008年退職。(社)日本動物園水族館協会・会友、(社)大阪市天王寺動物園協会・相談役、南海アミューズメント株式会社・みさき公園顧問、生き物文化誌学会会員、日本野生動物医学会会員、ヒトと動物の関係学会会員ほか。関西女子短期大学ほか、短大、動物専門学校非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホークス
37
2013年刊。著者は天王寺動物園の元園長。飼育でのエピソードと豊富なカラー写真が本書の特徴。アルマジロとは形態と食性が似たセンザンコウ。新世界と旧世界で収斂進化したもので、全身がウロコで覆われる。ヤマアラシは飼育個体であっても、機嫌を損ねるとトゲを立てて後ろ向きに攻撃してくる。厚板で防御しつつ飼育せねばならない。フラミンゴは数が少ないと繁殖行動を起こし難く、周囲に鏡を置いて数を多く見せる。親鳥が雛に与えるフラミンゴミルクは真っ赤で、雌も雄も分泌する。猪の仲間で、額から牙の突き出したバビルサの頭骨写真に納得2025/03/18
トムトム
20
知ってるネタも知らないネタも。写真がたくさんで面白く読みました。地球の愉快ななかまたち!なぜそんなふうに?という事がたくさんあります。2023/07/02
naoto
1
いろんな動物のトリビア集とでもいう?感じ。すらすら読めて、面白かった。生き物の話は、本当に面白いね。ところで、タヌキはなんでお腹叩くイメージがあるんだろう?2020/02/09
takao
1
ふむ2017/03/14
☆☆☆☆☆☆☆
0
元天王寺動物園長による動物フォトエッセイ。動物園の裏話なども交えた気軽に読める一冊で面白いのだけど、なんというか、文章がすっごく下手(笑)。まぁむしろ著者の人柄がしのばれるともいえます。2015/10/05
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