内容説明
日本人には極端に自信過剰になったり、逆にひどく自虐的になるところがある。そのため、自国の実力を正しく評価できていない日本人も多いのではないだろうか。しかし、日本が暗く長いトンネルの中にある今だからこそ、正しくこの国の実力を見つめ直し、世界の国々と比べてどこが優れており、どのような克服すべき課題があるのかを知る必要がある。本書では、政治機能や財政、軍事力、医療、文化など30項目にわたって日本の実力を明らかにしていく。
目次
第1章 政治・歴史
第2章 安全・軍事
第3章 経済・産業
第4章 社会・医療
第5章 環境・エネルギー
第6章 教育・文化
第7章 生活・IT
第8章 世界で最高の国はどこか
著者等紹介
八幡和郎[ヤワタカズオ]
1951年滋賀県大津市生まれ。東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現経済産業省)に入省。フランスの国立行政学院(ENA)留学。大臣官房情報管理課長、国土庁長官官房参事官などを歴任後、現在、徳島文理大学教授をつとめるほか、作家、評論家としてテレビなどでも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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金吾
26
他国と比べながらということは思い込みよりましのように感じました。ただ何故この点数なのかなという部分はあります。2024/04/25
Humbaba
6
自国だけを見ていても、どこに問題が有り、どこが優れているのかはわからない。他国と比べることで初めてそれを評価できるようになる。全てが完全に揃っている国と言うのは存在しないが、多くの国を多角的に評価していけば自然とそれぞれの国の特色というのが見えてくる。2016/08/29
浜野誠也
2
他国比較は意味あるような、ないようなと読んでいて思った。参考にはなるが、今に至る経緯や歴史が国ごとに違えば、目指す方向性も変わるなと。とりあえず日本の政治家しっかりせぇ2019/12/22
Humbaba
2
その国のことだけを考えていても、どのような良さと悪さがあるのか見えてこない。他の国々と比べることで、初めて正しい評価ができるようになる。何が優秀でどこに問題があるかを明確にすることで、何を伸ばして何を補っていけばよいかについてよく考えられるようになる。2017/10/12
メルカトル
0
面白かったけど、ちょっと前の本だったから色々気になるところはあった、安倍首相再登板以降はどういう評価なのか気になるところ2017/11/15