内容説明
戦場で拾った写真の女性に会うために、愛犬とともに、コロラドから長い道のりを歩いてきたローガン。戦地では、過酷な戦闘に何度も派遣され、多くの仲間が命を落としたが、なぜか彼だけは生き残った。死んだ友人はこう言っていた。「写真はおまえに幸運をもたらすお守りだ。おまえはこの女性に借りがある」ローガンは自分でもよくわからないまま、その言葉に導かれて写真の女性を捜す旅に出る。長い旅路の果てに見つけたのは、別れた夫の支配に苦しみながらも、けなげに暮らすひとりの女性だった―。
著者等紹介
スパークス,ニコラス[スパークス,ニコラス][Sparks,Nicholas]
ネブラスカ州オマハ生まれ。大学を卒業後、さまざまな職業を経験。1996年に『きみに読む物語』を発表すると、全米で600万部を超す大ベストセラーとなり、一躍人気作家の仲間入りを果たす
雨沢泰[アメザワヤスシ]
東京生まれ、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユー
11
最初から最後まで、「運命」に支配されていたのでしょうか。純粋な元兵士が想いを遂げるまでのストーリーは、やはり感激します。細かい事は書かずに、まずは読んで欲しいです。2019/11/29
shoko
9
この映画が大好きで原作も読みたくなって手にとってみました。やっぱり原作のほうがより深くまで描かれていてのめりこめる。2時間の映像よりも言葉で写し出される世界のほうがより美しく感じられるって素敵。でもローガンを映画で演じたザック・エフロンも相当素敵でした。2015/08/13
ワイルドストロベリー
6
ローガンの男らしく冷静で頼れる所大好き。戦場を生き抜いてきたたくましさ。さりげないやさしさ。理性的で頭もよく。なんて素敵なの!ニコラススパークスの作品の中で一番好き。2013/04/05
はる
6
やっぱり、彼のお話はとても好き。温かな気持ちを運んで来てくれる。終始悪人として描かれた父親が最後にイイ人終わったのはN.スパークス描き方だなと思いました。また息子が最後に「お父さんは?ティポーは?」とあんな憎んでた父親でもティポーより先に安否の確認の一言を発せられたのも、N.スパークスらしい描き方。映画も観なきゃ!2013/04/05
たみき/FLUFFY
6
同名映画の原作。初ニコラス・スパークス。翻訳のタイトルよりも、原題のタイトルの方が、内容に対してしっくりくる。ちょっとスピリチュアルな部分もある物語。この人の作品、あまり悪役が出て来ないみたいだけど、この作品はヒロインの元夫が悪役。映画よりも卑劣でアホな設定になっており、そこがローガンとの対比になっている。ただし、ローガンが少々出来過ぎな設定だとも感じる(なんにしても完璧なので)点が気にならなければ、読みやすく、展開にも違和感がなく満足できる。犬のゼウスがとても賢くていい子。映画でもっと活躍してほしかった2012/06/07
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