内容説明
ピタゴラスの定理は、数学史上、最もポピュラーな定理であり、古来から多くの数学者や数学愛好家を魅了してきた。ユークリッドの証明をはじめとして無数の証明があると言われている。本書では、古代ギリシャから現代まで、さまざまな人物によって行われた多種多様な証明の紹介を中心に、謎に満ちたルーツ、球面や非ユークリッド平面への拡張、現代数学との関連を明らかにした。
目次
第1章 半神半人の数学者
第2章 砂漠の大家たち
第3章 ベール越しに
第4章 宇宙の再構築
第5章 ブロンズ色の空に触れる
第6章 満ちあふれた人生
第7章 図形から現れる数
第8章 極限に生きる
第9章 夢の深層点
第10章 魔法の開き窓
著者等紹介
カプラン,ロバート[カプラン,ロバート][Kaplan,Robert]
米国の数学者。妻のエレンとともに、数学を楽しんで学ぶことをめざす非営利団体「ザ・マス・サークル(The Math Circle)」を運営
カプラン,エレン[カプラン,エレン][Kaplan,Ellen]
米国の数学者。ロバートの妻
水谷淳[ミズタニジュン]
翻訳者。東京大学理学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。