内容説明
本書は、「電波」を学びたいと思う初心者の方がやさしく理解できるように、難しい数式などは使わず、図解を用いながら説明。目に見えない電波を図で理解するために、できるだけ身近なものを例にしながら、電波が発生するしくみから電波を利用する方法まで、ていねいに記述している。
目次
第1章 電波とはなんだろう(私たちの身のまわりで使われている電波;電波は目に見えないサイン(sin)の形をした波でできている ほか)
第2章 電波の種類と利用(電波をだすには無線局の免許が必要;電波の周波数と用途 目的に合った使い方をする ほか)
第3章 電波を利用する(携帯電話にみる電波の使い方(1)セル方式で電波の周波数を効率よく使う
携帯電話にみる電波の使い方(2)セルにはいろいろなサイズがある ほか)
第4章 自然の中の電波(温度があると電磁波がでる 温度と周波数には一定の関係がある;もっともエネルギーが大きいのは可視光 太陽がだす電磁波1 ほか)
第5章 アンテナの基本(アンテナの原理 電波を放射し、電波を取り込む;もっとも基本的な半波長ダイポールアンテナ ほか)
著者等紹介
井上伸雄[イノウエノブオ]
1936年生まれ。1959年、名古屋大学工学部電気工学科卒業。工学博士。電電公社(現NTT)の研究所でデジタル伝送、デジタルネットワークの研究開発に従事。現在、多摩大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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connect
7
電波について気になったことがあったので読んだ。2020/08/01
そらむぎ
0
専門用語の一覧を出してから各項目の概説をする形。体系的に学べるわけではないし、文章丸ごと乗せて図を見せる形だったがそこまで難しいことは書いてなかったので取っつきやすいと言えば取っつきやすい。2016/06/16
まっち
0
分かりやすかった。2014/12/23
nobeno
0
「電波の周波数は貴重な資源です」というフレーズ。用途によって使いやすい周波数があり、それぞれの周波数によっていろんな工夫がされていることがよく分かった。 最近の技術についても分かり易く書かれていて、参考になった。2012/11/20
Ryota
0
分かりやすかった。でも、周波数によってこんなに特性が変わるのはなんでだろう・・・2012/10/10