内容説明
ハリケーン・カトリーナの被害によって、スーパーナチュラルの社会は不安定になった。スーキーの住むボン・タンでも、狼人間たちの抗争とヴァンパイアたちの縄張り争いが立て続けに発生。両方の社会に深く関係してしまったスーキーも否応なくその争いに引きこまれていく。時を同じくし、スーキーの前に謎のスーパーナチュラルが現れる。遠くからスーキーを見守るようにたたずむ彼の正体とその目的は…。
著者等紹介
ハリス,シャーレイン[ハリス,シャーレイン][Harris,Charlaine]
1951年、米国ミシシッピ州生まれ。80年代初頭から執筆活動を始める。『トゥルーブラッド』シリーズが人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ネロ
6
スーキーの出生の秘密が明らかに。フェアリーなひいおじいちゃんがフラッと登場。なんだかスーパーナチュラルってなんでもありですね(^_^;)天使とか言われるともう想像が追いつかない..今巻、割と温度は低めですが、地味にいろんな事件があって相変わらずスーキーの巻き込まれ具合が凄い..彼女の影響力はどんどん大きくなっていくようで、一体どこまでいくのか。クインが案外粘らなかったのが残念。ビルも地道に好感度を上げるルートに入ったようでまだまだ先がわかりませんね。エリックにもうちょっと頑張ってほしいところです!2012/07/10
ショコラテ
6
相変わらず命を狙われがちなスーキーだが、ここ数作は血塗れ度低し?それにしても、碌な男いないよねぇ。特に兄ちゃん、最悪だ。カストロが恩知らずじゃなくて、まだしも。今作は、サブタイトルの『秘密の血統』が実にはまっていた。毎回表紙の絵が微妙なんだけど、今回は腕、短すぎませんか?多田由美さんって、有名なベテラン漫画家のはずなのに何故…。そして中身の名前の間違いも残念だった。2011/09/13
かもめ
5
ヴァンパイアがメインかと思いきや、いつのまにかスーパーナチュラル全体へと話が移行しているんじゃなーい? な八冊目。 今回はスーキーの出生にまつわる新事実などが次々と明らかになる回でした。 ビルはあいかわらず存在感なし。そしてジェイソンが酷かったです。あのシーンは衝撃的だった。保証人にはなるもんじゃないですねw2012/07/06
みるこ
5
またまた命を狙われたスーキー。恋愛も長続きしない。うーん・・・もうエリックでいいのでは?ビルも未だにウロウロと未練たっぷりだし、エリックが相手なら諦めるかも?山場が何度かあって、おもしろかった。が、登場人物が多い上、次々に消えては出てくるので、この人誰だったっけ・・・人間だったっけ・・・としばし考えなければならないので、もっと詳しい人物紹介を入れてほしい。サムやエリックの紹介はもういいから。2011/10/21
ぱでぃんとんⅡ
4
自分の中でちょっと飽きてきたのか、7,8巻を積んだまま長い事放置してました。読みたい気分になり、2冊一気読み。やっぱり面白いわ。にしても、スーキー、いつ幸せになるんだろう。どこかに誠実で、素敵なヒーローがいないものか…。2012/03/06