内容説明
伝説の宝とアルゼンチン軍―点と点が一つの線となったとき、カブリーヨは、その背後に世界状況を一変させる大いなる陰謀があることに気づく。かつて呪いに見舞われ、沈められた一隻の中国艦の存在が、南極半島の領土問題に発展するというのだ。アルゼンチンと中国によるこの世界的陰謀を阻止すべく、オレゴン号が極寒の海を疾駆する。海洋冒険小説の王者が放つ“オレゴン・ファイル”シリーズ第5弾。
著者等紹介
カッスラー,クライブ[カッスラー,クライブ][Cussler,Clive]
1965年から執筆活動をはじめ、1973年に架空の組織であるNUMA(国立海中海洋機関)に所属する特殊任務官ダーク・ピットのシリーズ第1作『海中密輪ルートを探れ』で作家デビュー。以後、同シリーズをはじめ、作品は世界的なベストセラーとなっている。印税をもとに実際にNUMAを設立し、多くの沈没船や行方不明船を発見している
伏見威蕃[フシミイワン]
翻訳家。早稲田大学商学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yasu7777
4
★★★★☆ 南極製油所襲撃場面が豪快なアクション。そしてカブリーヨのメールが最高!2017/03/01
Richard Thornburg
3
感想:★★★★★ 最後の最後までアクション満載で面白かったです。 カッスラー先生の作品で時々登場する『南極』なのですが、確かに氷で閉ざされた世界は人の棲む場所ではないかもしれないけど、何か秘密も一緒に凍らせて閉じ込めていそうでミステリアスな部分はありますね。 ラストはホントに胸のすくような大作戦!!! 最後の一行は・・・コーポレーションの会長さん、お茶目ですね(笑)2014/03/04
やぶやぶ
1
★42013/06/26
TEDDY曹長
1
相変わらずの作風。読んでてドキドキ感止まらないし、最後のドンデン返し的な展開。最後のバトルシーンはめちゃくちゃ格好よすぎです。男の格好よさが詰められた作品じゃないかなって想います2014/03/03
なお
0
安定の面白さ。最後の最後まで面白い。2013/04/08