内容説明
気の強いおてんば娘のルーシーは幼い頃から兄の友人トビーに恋心を抱いていた。その初恋の相手が、社交界の華ソフィアに求婚しそうだと知った彼女は、あろうことか、兄の旧友のひとりジェレミーにキスを迫る。ルーシーの無分別な行動から急接近したふたり。恋の歯車は意外な方向へ回り始めた…“ロマンティック・タイムズ”ほか各誌大絶賛のデビュー作。
著者等紹介
デア,テッサ[デア,テッサ][Dare,Tessa]
南カリフォルニア在住。パートタイムで司書の仕事をするかたわら、ふたりの子どもを育て、執筆を続けている。リージェンシー三部作の第1作である『偽りのくちづけは伯爵と』でデビュー。シリーズ第2作“Surrender of a Siren”が2010年のRITA賞ファイナリストに選出された
旦紀子[ダンノリコ]
東京都出身。成城大学文芸学部英文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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矢田ふみえ
3
登場人物が少ない点では、読みやすいけど何か物足りないような。2018/07/18
こえん
3
伯爵のヒーローと、兄がヒーローの親友なヒロイン。タイトルや裏表紙の紹介文から想像したのとは大分違う展開・雰囲気のお話だけど、面白かった。しかしタイトルは何とかならなかったんだろうかと思ったなぁ、他に付けようがありそうな内容だったから余計に…“偽り”も“くちづけ”も“○爵”も、もう見飽きたんだけど…。2010/08/04
くろうさぎ
2
なんだか、、とんでもないヒロインだったなぁ・・・・。野獣なヒーロー?だったわけだけど、、妹ほったらかしのヒロイン兄がいただけないし、ヒーロー友達のトビー!やな感じだし、、最後は、ちょっとざまぁみろ!的喜びを感じてしまった。しかし、ソフィアは一体なんだったんだろう?次回で彼女の謎が解けるのだろうか?2010/09/02
Mrs.涼子
2
面白かった。とってもヒストリカル!思っていたのと違う展開だけど、楽しめた。次作も間を置かずに邦訳されますように!2010/07/20
まめもち
1
つまらなくて流し読み。友人の妹にキスの練習台にさせられてから気になる存在になるって短絡的。ヒロインは生意気な小娘だし、ヒロイン兄は能天気だし、ヒロインが落とそうとしている男はいいかげんだしで登場人物魅力なし。2016/06/06