内容説明
モータはほぼ完成された機械と思っている方も多いでしょう。しかし、強い永久磁石が開発され、マイクロコンピュータの出現と半導体制御技術の向上にともない、新しいタイプのモータが誕生しています。現在、社会で利用されているモータのほとんどが、機械システムの中で動いています。モータは回転速度を変えたり、回転方向を変えたり、ゆっくり止めたり、ブレーキをかけて早く止めたりします。私たちの生活の中で、安全で心地よい環境を与えてくれているのが、縁の下の力もちといわれるモータの存在です。本書では、モータの周辺技術を含めて、わかりやすく解説しました。
目次
第1章 モータの使われ方を調べてみよう
第2章 モータの利用と基礎知識
第3章 電流と磁界の関係
第4章 直流で動くモータのしくみと働き
第5章 交流で動くモータのしくみと働き
第6章 特殊なモータのしくみと働き
第7章 モータと半導体制御
著者等紹介
井出萬盛[イデカズモリ]
1951年長野県生まれ。現在、湘南工科大学附属高等学校教諭、同大学非常勤講師。電気学会正員、日本ロボット学会正員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tanauu
2
いかにモータがいろんな所に使われているか再確認できた。直流機、同期機、誘導機等の電気機械の勉強にもなる。2014/05/04
ダージリン
1
初心者の私にはわかりやすくて良かった2011/06/05
tarazanzan
0
資料。僕は進むべき道を誤ったまま、生きていくのだろう。何なの、モーターって。2012/03/27
緑のたぬき
0
いっぱい種類があって凄いと思いました(小並感)。キホンといいつつある程度の理科知識がないと、読んでいて意味が分からないと思う。こんな種類のモータもあるんだという図鑑的な本である。2018/09/06
四面楚歌
0
直流機、誘導機、同期機の勉強に購入。タイトルがキホンでしたが更に基礎を知ってないと理解が難しい。でも基礎は勉強してたので理解しやすい本でした。2018/06/10