サイエンス・アイ新書
日常の疑問を物理で解き明かす―スカイツリーの展望台からどこまで見える?携帯電話をアルミホイルで包むとどうなる?

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  • サイズ 新書判/ページ数 214p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797355932
  • NDC分類 420.4
  • Cコード C0242

内容説明

空を見上げる、家電を使う、車や電車に乗る、花火を見る、病院で検査を受ける、などなど、ごくふつうの行動をしているとき、ふと、疑問に思うことはありませんか?そしてこの疑問を突き詰めていくと、さまざまな物理現象やそれを利用した知恵が見えてきます。本書では日常抱く疑問を解き明かしながら、こうした物理を学んでいきましょう。

目次

第1章 日常の物理―熱に関する疑問(洗い立ての髪にドライヤーで風を当てるとすぐに乾くのはなぜ?;雪だるまにセーターを着せるとどうなる? ほか)
第2章 日常の物理―光と音に関する疑問(バスがかけているメガネ?;2本の目盛のまん中まで水を入れるには? ほか)
第3章 日常の物理―力と運動に関する疑問(バランスバードがつり合うワケ;腹のでっぱった人はなぜそっくりかえって立つの? ほか)
第4章 日常の物理―水と空気に関する疑問(ハイヒールのかかとで踏まれるとなぜ痛い?;水圧の向きは下向きか? ほか)
第5章 日常の物理―電気と磁気に関する疑問(電気ってなに?;なぜ電子は負電荷を帯びているの? ほか)

著者等紹介

原康夫[ハラヤスオ]
1934年神奈川県生まれ。1957年東京大学理学部物理学科卒業。1962年東京大学大学院修了。1962年東京教育大学理学部助手。1966年東京教育大学理学部助教授。1975年筑波大学物理学系教授。1997年帝京平成大学教授。2004年工学院大学エクステンションセンター客員教授。この間、カリフォルニア工科大学研究員、シカゴ大学研究員、プリンストン高級研究所員

右近修治[ウコンシュウジ]
1952年神奈川県生まれ。青山学院大学大学院修士課程修了。理学博士。神奈川県立湘南高等学校教諭、日本物理教育学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減

6
▼あまり日常の疑問を物理で解き明かしていない印象。 基本的な物理現象や法則を解説するために、身近で確かめられる現象を題材として持ち出して、言葉で説明してゆくスタイルが多い気がする。つまりこの本は、日常現象の物理を説明するのではなく、物理法則の説明に日常で再現できる現象を使っているわけで。なんか逆転してる気が。たとえば、「電車が急ブレーキをかけると風船はどうなる?」というトピックがあるけど、普通に暮らしていてこんな疑問を持つか?とツッコミたくなった(笑) 進行方向と逆に倒れこむという答えも意外だったけど。2017/11/09

式神

0
とても興味深い。主に高3以上の物理学を学んだ人なら十分読めるだろう。(割りときちんと書いてあるので、最低限の知識は前提とされるのはやむを得ない)個人的には流体力学に関する説明がよく分からない部分があった。ちなみに最後の「あとがき」の答えはコアンダ効果である。http://homepage2.nifty.com/pascal/jtool74.html2011/10/28

doremi

0
これ、ブルーバックスみたいです。構成とか、図の利用とかで、それなりに努力はしていますが、分かりにくいです。自分の無学は棚にあげてます。最後の宿題が気になります。 C2042 \952. 20112011/06/25

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