内容説明
CIAの特命を受け、カブリーヨたち“オレゴン号”の乗組員は国務長官の行方を追う。長官機は砂漠で残骸となって発見されたが、墜落現場には偽装された跡が残っており、カブリーヨは長官が拉致されたと確信する。しかも事件の裏には、あの「アルジャーマー」を名乗る大物テロリストの存在が…長官はどこに消えたのか。そして、幻の文書と宝玉は?海洋冒険小説の王者が放つ“オレゴン・ファイル”シリーズ第4弾。
著者等紹介
カッスラー,クライブ[カッスラー,クライブ][Cussler,Clive]
1965年から執筆活動をはじめ、1973年に架空の組織であるNUMA(国立海中海洋機関)に所属する特殊任務官ダーク・ピットのシリーズ第1作『海中密輸ルートを探れ』で作家デビュー。以後、同シリーズをはじめ、作品は世界的なベストセラーとなっている。印税をもとに実際にNUMAを設立し、多くの沈没船や行方不明船を発見している
伏見威蕃[フシミイワン]
翻訳家。早稲田大学商学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
138
リビアのカダフィまで出てくるとは思いませんでした。読んでいても最後は、という安心感があるせいか主人公たちが危機になってもストレスがたまらずに読むことができます。悪役の幕が意外な人物であったということも途中で徐々に理解できましたが。楽しめました。2017/02/20
中島直人
6
(図書館)味方は誰も死なない、安心して読めるハラハラドキドキシリーズ。読んでいて楽しい。2020/01/26
yasu7777
3
★★★★☆ 手に汗握る展開です。2017/02/23
Richard Thornburg
3
感想:★★★★ 下巻に入ってもテンションは下がらず戦闘シーン多めで、結構映画映えすると思いました。 オレゴン号クルーの「コーポレーション」の面々もあわや!!!という場面が多くてかなりヒヤヒヤしましたが、うまく切り抜けてくれました。 エピローグにあるアルジャーマーの宝玉の中身のDNA鑑定の結果・・・ DNAは父親の影響を受けておらず、すべて母親からもらったB.C.50~A.D.80年代に生きた男性の血液って・・・? 『J』を連想させるじゃないか!!! 本当に夢があるなぁ~2014/02/12
やぶやぶ
2
★42013/05/29