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内容説明
「メイド刑事、若槻葵はいなくなりました」眼鏡をはずし、髪を一振りしながら、葵はきっぱりと宣言する。「やめろ、葵ちゃん!」「うっせーんだよ、おっさん!ここまでされて黙ってたんじゃ、あたしが人間じゃなくなっちまうんだ。みんなが苦しんでるんだよ!」梶の制止を振り切り、葵は駆け出した。だだ「面白いから」という理由で大切な人々を傷つけ、そして殺した、善香と決着をつけるために!『メイド刑事が冥途に旅立つ最後のバトル、せいぜい盛り上げてよねー、きゃはははは』善香の哄笑が闇に響き渡る…メイド刑事、クライマックスの最終巻。
著者等紹介
早見裕司[ハヤミユウジ]
1988年に小説家デビュー。青森県生まれ、沖縄県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真林
0
完結。周囲への被害を顧みず葵と縁のある人物へ危害を加えていく善香。大切な人が傷つき、徐々に追い詰められる葵。しかし皆の協力を得て状況を打開。迫る善香との決着に期待が高まっていきました。それがまさかあんな展開になるとは。他の方のレビューを見る限り、オマージュ元に寄せたようですね。予想の斜め上だったので唖然としてしまいました。悪くはないけれど…それ以外の満足度が高いだけに浮き彫りになってしまう。とはいえ楽しませていただいたことには変わりありませんが。2015/06/19
あしゃもび
0
そういうラストかーー!って感じでした☆2012/03/25
ユイ
0
元ネタ本のラストよりはまし。何でしょうね。作者のみがハッピーエンドだと言い張っていそう。2011/03/14
ひかど
0
最後の戦いという事で、今までにないくらいに追い込まれる展開が繰り広げられていました。無事に完結となりましたが終わり方がもやもやした気持ちがあって残念。2010/10/25
radish
0
王道、王道、また王道、で感動のラストまでぐいぐい引っ張るこれぞメイド刑事という最終巻。某有名ロボットアニメの無かった事にされたテレビ版を彷彿とさせるラストが泣けます。2010/08/15