内容説明
ゴキブリ、カ、アリ、ハエ、ムカデ、チャタテムシ、シバンムシなど、家の中にいてほしくない、というか視界から消え去ってほしい害虫たち。害虫が寄りつかない家にするにはいったいどうすれば?という深刻な悩みに、多くの現場で害虫駆除の業務にたずさわってきた著者がズバリ答えます。
目次
第1章 害虫ってなんだ?(あれも害虫、これも害虫;害虫の種類 ほか)
第2章 ゴキブリを効果的に退治せよ!(ゴキブリの種類;ゴキブリの繁殖戦略 ほか)
第3章 そのほかの害虫も退治せよ!(双翅目ってやつは;チョウバエ ほか)
第4章 まとめ:きれいがいちばん!(害虫も自然生態系を構成する一員;殺虫剤は正しく使う ほか)
著者等紹介
宮本拓海[ミヤモトタクミ]
1967年福岡市生まれ。動物ジャーナリスト、イラストレーター。アスキー勤務時にCD‐ROM書籍の編集・ディレクターを担当。1999年、同社を退社。その後、フリーで活動。東京タヌキの研究でも知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Kouro-hou
17
敵を倒すにはまず敵を知る事から!特に屋内に侵入してくる連中、ゴキブリを筆頭に害虫の生態と対応策を書いた本。なんですが1/3くらいはGとぶつかったり等の害虫あるある漫画だったりも。害虫駆除業者の視点なので、『ゴキブリ大全』では固体が強いクロG>チャバネGの扱いだったのが、繁殖速度でチャバネG>クロGとなってるのが印象的。G以外にもハエやムカデ、シバンムシ、チョウバエなどが出てますが、とりあえず害虫全般にオールマイティなのは「家を掃除して清潔に」「隙間はふさぐ」のようです。掃除の方法が出てるのも良い。2015/02/16
ひめぴょん
5
究極の対策としては「きれいがいちばん!」。敵を知ることが大事。体験談とマンガはリアルすぎてやや気持ち悪いです。殺虫剤のほとんどは神経毒だそう。 ゴキブリは食べ物と侵入ルートを断つこと。殺虫剤には体制問題と残留毒問題があるので、むやみに使わない傾向にある。煙型は準備が面倒で隅々までいきわたらないことがあり、効果が限定的になることがあるリスクがある。スプレー型は目標に命中させるのが難しい。トラップ型は有害物質の心配がない。二次効果も期待できる毒エサ型と叩き潰すを併用している我が家です。 2021/07/21
みっぴのぱぱ
2
今年は出現が多くなったゴキブリ。娘が”出た!”を大騒ぎするので、何とかしなければと思い図書館で手に取った。ゴキブリを根絶する手っ取り早い方法は、やっぱり毒だんご。以前は置いていたので見かけなかったが、去年片づけでしまったので、今年見かけるようになったのか。速攻性はないが、長期戦で全滅を目指すぞ。2015/08/13
朔麻
1
きれい掃除をするのが一番ということで…2011/10/27
mahisyo
0
さらっと読めて笑えます。