内容説明
輝くような美貌の王女アンバー。彼女はロシア皇帝の隠し子であり、王族の叔父のもとで暮らしていた。あるとき、叔父が彼女を奴隷商人に売ろうとするのを聞いたアンバーは英国へ逃亡した。彼女は伯爵マイルズの屋敷に住みこむが、彼は火事で妻子を失って以来、火傷した顔に仮面を付け、心も閉ざしたままだった。アンバーの優しさにマイルズは徐々に癒され、ふたりはひかれあうが、彼女を奪うべく冷酷な叔父が迫っていた!人気作家が描く、悲運の王女の運命と波乱の恋。
著者等紹介
グラッソ,パトリシア[グラッソ,パトリシア][Grasso,Patricia]
ヒストリカル・ロマンスを中心に15作以上の作品を発表。『ロマンティック・タイムズ』誌の書評家賞など、数々の受賞経験を持つ。英文学の学士号と修士号を取得し、余暇を利用して公立高校で教鞭をとる。マサチューセッツ州ボストン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぐぴこ
1
レビューの評判の悪さにドキドキしながら読んだ。もっと壮絶なのを想像してたから思ったより悪くなかった。ま、こんなもんでしょ、って感じ。最近読んだ「とまどう緑のまなざし」の傲慢ヒーローと「仮面舞踏会」のウジウジ内向的なヒーローとかぶりまくり。 2012/01/08
くろうさぎ
1
前作ヒーローのルドルフ、今回作のヒーローも、ちょっと言動がおかしいんじゃない?ひどすぎるでしょ??またまた、ヒロインがあまりにも可哀想で泣けました(ToT)。前半だけでなく後半にもひどすぎる山があって、再び泣いてしまいました(ToT)。この作家は、ヒーローに暴言吐かせてヒロインを侮辱させるのがすきなんでしょうか?カザノフシリーズ2作目はルドルフの弟かな?と思っていたら従妹でしたね。弟たちも結婚したり恋人いたりと様々で、次回にはその話も読めそうですね。ルドルフとサマンサの子供たちも出てくるとよかったのに2009/10/02
nayui
0
★☆☆☆☆2009/09/02
紫野
0
トラウマのあるカップル同士の話。すぐに激高するヒーローはあまり好みではないが、ヒロインがいじらしくかわいらしかった。2011/10/20
カサブランカ
0
32010/03/11
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