内容説明
船にウイルスをまいたのは“レスポンシヴィスト”の犯行か?なぜ同じ組織のメンバーまで大量に虐殺したのか?折りしも“オレゴン号”の機関長の息子が行方不明になるという事件が発生。彼が組織に洗脳され、拉致されたことを知ったカブリーヨは奪回のため、島にある組織の施設に乗り込む。が、恐るべき陰謀の時は刻一刻と近づいていた!海洋冒険小説の王者が放つ“オレゴン・ファイル”シリーズ第3弾。
著者等紹介
カッスラー,クライブ[カッスラー,クライブ][Cussler,Clive]
1965年から執筆活動をはじめ、1973年に架空の組織であるNUMA(国立海中海洋機関)に所属する特殊任務官ダーク・ピットのシリーズ第1作『海中密輸ルートを探れ』で作家デビュー。以降、同シリーズをはじめ、作品は世界的なベストセラーとなっている。印税をもとに実際にNUMAを設立し、多くの沈没船や行方不明船を発見している
伏見威蕃[フシミイワン]
翻訳家。早稲田大学商学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Richard Thornburg
3
感想:★★★★ 下巻に入ってもスピード感は衰えずにアクションシーンが続きます。 カッスラー先生の作品は個人的に映画向きだと思うんですが、このシリーズはその中でも秀逸だと思います。 恐るべきカルト集団の陰謀をあと一歩のところで食い止めるのですが・・・このシリーズ、どんどんミッションが大規模になってるような(笑) 本作ではマックス・ハンリーがもうだめかと思うところからの生還で大活躍! それこそボロボロ状態で生還したわけなんだけど、生き残りにかけた行動はカッコよかったな~ まさに冒険小説の真髄です。2014/01/18
yasu7777
2
★★★★☆2017/02/16
pangea74
1
後半もどんどんアクションが派手になっていって、オレゴン号の秘密がバレてしまうのではないかと心配になるぐらい。カブリーヨも『ミッション:インポッシブル』のイーサン・ハントばりに体を張り、結構無茶しています。機関長のマックスがボロボロになりながらも敵の根城から脱出を図るのが熱い!人口を減らすためにウイルス・テロを仕掛けるレスポンシヴィストのボスの正体にも驚きましたが、その思想にもぶっ飛びました。人口を減らすべきと熱心に説いている割には本人が長生きしてるやんけ!というツッコミを思い浮かべずにはおれなかった。2018/05/30
w_h_o
0
上下巻、一気読みできた。爽快感とサンダーバードっぽいギミックがイイです。2009/10/11
正太郎
0
クライブカッスラーが好きで読んでいます。ダーク・ピットに及ばないものの、カート・オースティンよりは面白いですよ。2009/10/02
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