内容説明
無人のままを漂う巨大クルーズ船。現場を通りがかったカブリーヨたち“オレゴン号”の乗組員たちは、船から数百に及ぶ大量の死体を発見した。人々は出血性ウイルスに冒されて死亡したように見えたが、感染経路が不明だった。カブリーヨたちは船内から唯一の生存者の女性を救出し、クルーズ船をチャーターしていたのが、地球の人口を抑制することを目的とする巨大組織“レスポンシヴィスト”であると知るが…。
著者等紹介
カッスラー,クライブ[カッスラー,クライブ][Cussler,Clive]
1965年から執筆活動をはじめ、1973年に架空の組織であるNUMA(国立海中海洋機関)に所属する特殊任務官ダーク・ピットのシリーズ第1作『海中密輸ルートを探れ』で作家デビュー。以降、同シリーズをはじめ、作品は世界的なベストセラーとなっている。印税をもとに実際にNUMAを設立し、多くの沈没船や行方不明船を発見している
伏見威蕃[フシミイワン]
翻訳家、早稲田大学商学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Richard Thornburg
5
感想:★★★★ オレゴンファイルシリーズ第3弾! 本シリーズはカッスラー先生のシリーズ中で最もアクションシーンが強いのですが、本作でも最初から派手な戦闘シーンが! 個人的にはダーク・ピットシリーズの次に好きです。 主人公のカブリーヨは相変わらずカッコいい! 無人のまま漂う巨大クルーズ船を調査した際に発見した大量の死体と、人口抑制を目的とした巨大組織の関係はいかに??? 盛り上がってきたところで下巻へ!2014/01/11
yasu7777
3
★★★★☆ ファンが戻ってくることがわかっていても、ハラハラの連続です。2017/02/12
pangea74
1
シリーズ第5作目。ロシアがイランに高性能魚雷を供給している証拠を手に入れるため、イラン軍の潜水艦基地に潜入し、魚雷を奪取することに成功したカブリーヨ率いるオレゴン号一行。そんな中、大勢の死体が乗った巨大クルーズ船に出くわし、死の原因がウイルスによるものと知り、事態の深刻度から陰謀に立ち向かう決意を固めるカブリーヨ。前半は脱出アクションに力が入っていて、手に汗握りました。敵ボスの用心棒が、良い感じに悪そうな存在感があったので期待。オレゴン号のクルー、エディー・センの身体能力の高さに脱帽。下巻へ。2018/05/25
やぶやぶ
0
★42013/04/13