サイエンス・アイ新書<br> レアメタルのふしぎ―けっこうあるのになぜ「レア」?楽しく学ぶ希少金属の基礎

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サイエンス・アイ新書
レアメタルのふしぎ―けっこうあるのになぜ「レア」?楽しく学ぶ希少金属の基礎

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  • サイズ 新書判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797351552
  • NDC分類 565
  • Cコード C0257

内容説明

現代科学はレアメタル(希少金属)の恩恵の上に成り立っているといっても過言ではありません。実際のところ、薄型テレビや携帯電話といった身近な電子機器は、レアメタルなしにはもう生産できないというステージまできてしまっているのです。産出量が少ないわけではないのになぜ「希少」といわれるのか、そのはたす役割や今後の技術的な展望、世界各国の備蓄問題まで、レアメタルの基礎を楽しくわかりやすく紹介していきます。

目次

第1部 レアメタルの基本(レアメタルってなんだろう?;メタルの性質ってなんだっけ?;レアメタルにはどんなものがある?;レアメタルと健康)
第2部 レアメタルの利用(スペースシャトルをつくるレアメタル;パソコンをつくるレアメタル;リニアモーターカーをつくるレアメタル;薄型テレビをつくるレアメタル;現代科学を支えるレアメタル;第7周期レアメタルの利用)
第3部 レアメタルのかかえる問題(レアメタルの採掘と精錬;レアメタルの今後の問題)

著者等紹介

齋藤勝裕[サイトウカツヒロ]
1945年5月3日生まれ。1974年東北大学大学院理学研究科博士課程修了、現在は名古屋工業大学大学院工学研究科教授。理学博士。専門分野は有機化学、物理化学、光化学、超分子化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いきもの

1
レアメタルについてざっくり種類や用途、課題など。埋蔵量が多くても産出国が偏ってるとレアメタル。というかレアメタルはかなり種類が多いので一概には語れないのだな、という感想。中国が輸出規制し始めた頃に出た本なので懐かしさを感じる。2015/12/26

すいみん

1
恥ずかしながら触媒の具体的な作用をこの本で初めて知りました。 一時的とはいえくっつくんですね。アモルファスや最近話題の海底鉱床によって多少は需給が収まるといいのですが。…この本以外でアモルファスについて聞いた事ないですが、研究規模小さかったりするんでしょうか2015/10/22

はるゆう

1
流し読み。書いてあることが違和感なく読めるようになってきたので、徐々に化学に関する基礎知識を得ているなぁ、と本書と関係ないところでうれしくなってしまった。内容は、無機化学に関することがいろいろとまとめられている、という感じであった。白金の触媒としての偉大さを改めて認識することができた。2013/07/15

琵音

1
新書判でフルカラーで可愛らしいキャラが跳ね回っているし、初心者向けの入門書と思ったら大間違い……。LED、原子炉、レーザー光線、半導体など我々の生活に密接に関係する科学技術の仕組みがきちんと説明され、そのどこにレアメタルが関わっているか記述されています。説明は専門用語の羅列です。励起、ヒステリシス、超伝導、ドープ等、様々な用語が並びます。相当科学技術に興味があり、知識・理解力のある人じゃないと読むのが大変だと思います。私は死ぬかと思いました。でも先端技術に疑問がある時の調べ物に手元に一冊あってもいいかも。2011/06/21

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