内容説明
ほめてしつける方法を長年スクールで実践してきた著者がたどりついたのが、学習心理学、脳科学、行動学にもとづいた、間違いのないイヌのしつけ方でした。いつまでも家族同様に暮らしたいのであれば、イヌの気持ちをもっともっと知ってほしいと思います。もし、いまイヌのしつけで悩んでいるのであれば、その問題の理由と具体的な解決法が、本書に書かれています。
目次
序章 なぜ犬の行動・心理、しつけ方に科学的検証が必要なのか
第1章 犬の習性を徹底検証
第2章 犬の衣食住を徹底検証
第3章 犬の心理を徹底検証
第4章 犬のしつけを徹底検証
第5章 問題行動を徹底検証
著者等紹介
西川文二[ニシカワブンジ]
1957年東京都生まれ。早稲田大学理工学部卒。株式会社博報堂に入社し、コピーライターとして勤務。1991年に退社後、欧米のイヌのしつけ方について学ぶ。1999年に日本動物病院福祉協会認定の家庭犬しつけインストラクターの資格を取得。室内常設の家庭犬のためのしつけ方教室“Can!Do!”を設立。以降、常に最新の知識習得に努め、日本のイヌの飼われ方の実情にあったトレーニング方法を模索。脳科学的な知識も取り入れた、科学的理論にもとづく「犬のしつけ方理論」の確立に至る。環境省主催「動物適正飼養講習会」講師(平成20年度)、日本ペットドッグトレーナーズ協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
7
あえて、教育書として読みました。犬も、ほめて育てる時代なのですね。人間にも応用できる?2013/07/30
くろほ
5
あなたはこう思っていないだろうか?「犬をしつけるためには、飼い主は犬のリーダーにならなくてはならない」と。これは今までの常識だったが、08年以来、家庭犬のしつけに関して「犬を服従させようとか、支配しようとか考えないで!」に変わっているのだ。犬の行動は、「結果的にいいことが起きる」か「結果的にいやなことがなくなる」とき頻度が増える。さらに叱ったり罰を与える方法は、厳しい条件をクリアしないと効果がないためやめた方がいい。しつけに必要なのは緊張や集中ではなくリラックス。僕のしつけ観がパラダイムシフトしました。2013/02/13
ラブテル
1
犬が欲しい。けど勉強したくないという方!せめてこの本だけは読んで欲しい!まわしものじゃないですよ^^;2010/10/07
ぷくらむくら
1
今までのイヌ本の中で一番納得がいった。2003年から激変しているのね。2009/06/18
みみりん
0
イヌのしつけに関する本は色々読んだが一番よかった。最近はこの本に書かれているようにしつけている飼い主も多くなってきたが、イヌを飼おうと思うすべての人に読んでもらいたい。人間の子どもにも通じることが沢山あると思う。2015/12/05
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