悪魔の調べ〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 453p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797350142
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

嵐とともに悪魔がやってきて、魂が目覚める―村に伝わる伝説を聞いたレオニーは、敷地内にある霊廟を訪れた。霊廟の壁には悪魔の姿が彫られ、天井にはタロットカードが描かれていた。そして祭壇の下には譜面があった。すべては伯父の本に記されていたとおりだった。レオニーは譜面に「霊廟1891年」と記し、霊廟のことは秘密にするが、やがて彼女の家族に冷酷な殺人鬼の影が忍び寄る。一方メレディスは、母親の形見の写真に写っていたのがレオニーとその兄だと突きとめた。さらに19世紀にレンヌ・レ・バンに「悪魔」が現われ、人々を惨殺したという伝説も…。レオニーと悪魔伝説には何か関係が?しかし過去を探るメレディスにも、危険な罠が!交錯する過去と現在の謎。秘宝をめぐる戦慄の陰謀。百年後に明かされる「悪魔伝説」の真実とは。

著者等紹介

モス,ケイト[モス,ケイト][Mosse,Kate]
女性作家の小説を対象とするオレンジ賞の創設者の一人であり、名誉理事を務める。2000年、芸術活動への功績が認められ、ヨーロッパ女性功労賞を贈られた。王立芸術協会会員。2005年に刊行した『ラビリンス』(ソフトバンククリエイティブ)は、イギリスで100万部以上のセールスを記録するなど、世界的ベストセラーとなった。同書の他、2作の小説と2作のノンフィクションを刊行。イギリスのウェストサセックス州とフランス南部のカルカソンヌの両方に家を持ち、家族とともに過ごしている

森嶋マリ[モリシママリ]
翻訳家。武蔵野美術大学短期大学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うさぎ

3
前のラビリンスと似た感じのせいか既視感が強くて。引き込まれたのは引き込まれたけどね。

gakurin

2
ケイト・モートン作と勝手に思い込んで、読んでがっかり。読み始めてすぐ気づいたけど、無理やり読了。モートンさんの作品とはくらべものになりません。この作者の作品は、もう読みません。2015/04/30

猫町

0
レンヌ・ル・シャトー、ソニエール司祭と来て、あぁ、十字軍系の歴史ミステリなのかと思いきや、ゴシックホラー、挙句はオカルトでした。前作も読んだはずなのに、記憶にないという事は、うーむ。悪魔召喚て、何か魅力感じないな。ハスター召喚はワクワクするのにな(笑)あと、表紙のタロットが、ストーリー内で言及されてる絵柄を踏襲してないのはどうなの。あと、ドビュッシーの存在って必要あったか?2013/09/04

でんでんむし

0
普通に楽しく読了。でも、レオニーがわざわざタロットの悪魔をつかってあの人を倒す必要ってあったのだろうか。ドビュッシーも出てくる意味あったのかよくわからないし、オペラ座の暴動に二人が出くわす意味って??と消化不良な点がたくさん。ドビュッシーが現代との繋がりを作ったのだろうけどいまいち納得できない…。そもそもタロット必要だったの?2013/07/02

masia

0
面白かった!私はラビリンスよりもこちらの方が好きかも。序盤からレオニーのキャラクターに惹きつけられた。現代篇のメレディスはちょっと魅力に欠けるかな。オカルトチックなもので解決しなければもっとよかったんだけど…2012/09/23

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