内容説明
144対0、241対2。この数字は2006年にアメリカで行われたF‐15、F‐16、F‐18とF‐22の模擬空中戦の撃墜数である。日本を始め世界中に配備されているアメリカの名戦闘機を寄せつけない圧倒的な戦闘力を誇るF‐22ラプター。その戦闘力を生み出したテクノロジーとは、いったいどのようなものであろうか。その全貌を見せる。
目次
第1章 F‐22のすごさ
第2章 テクニカル・ガイダンス
第3章 兵器
第4章 F‐22誕生までの歴史
第5章 F‐22のオペレーターと製造
第6章 ジェット戦闘機の歴史と世代
著者等紹介
青木謙知[アオキヨシトモ]
1954年12月北海道札幌市生まれ。1977年3月に立教大学社会学部を卒業し、同年4月に航空雑誌出版社『航空ジャーナル社』編集部に編集者/記者として入社。1984年1月に月刊航空ジャーナルの編集長に就任。1988年6月に、月刊航空ジャーナル廃刊にともない、フリーの航空・軍事ジャーナリストとなる。日本テレビの客員解説員。航空専門誌、軍事専門誌各誌に寄稿するほか、一般メディアでは、新聞や週刊誌、通信社などに航空・軍事問題に関するコメントを寄せるなどを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あらあらら
13
優れた戦闘機であることはわかった。輸出はしないとのこと。では日本が、買うF35は最新技術はないのか。ブラックボックスが多いのか。飛行機を国産しない日本が歯がゆい2015/05/01
文章で飯を食う
7
すごい戦闘機だが、まともなライバルがいないのが悲劇と言えるか。2016/01/29
ロビー
3
世界最強の戦闘機F22ラプターのお話。戦闘機の歴史ってガンダムのMSの歴史と被っていて面白い。2013/11/28
たかひー
2
★★★ だいぶ前に読んだことがあったとは思うが、確実でなかったので再読。さすがに情報は古いが、それでも楽しく読めた。2019/01/28
乱読家 護る会支持!
2
先制発見・先制攻撃・先制撃破の為に設計開発された世界最強のステルス戦闘機F22ラプター。元技術者としては、排気熱の低下、ステルス材料、レーダー派吸収構造、アフターバーナー無しで超音速巡行できる技術、フレア放出装置など、詳しくお話を聞きたい所ばかり(もちろん、国家機密なので教えてくれないけど)しかし、すでに人間が操作できる限界を大きく超えた機体なので、ますます自動制御が進むのでしょうね。2016/03/07
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