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内容説明
人の記憶を操る俺たち能力者には、取りまとめをする協会が存在する。その協会から女の子を安全に本部まで運んで欲しい―そんな依頼が舞い込んだ。なぜこんな仕事を?という俺の疑問に誰からも明快な答えが貰えぬまま、工藤高子と二人、仕事についた。簡単な依頼のようだったが、女の子は誰かに狙われているというのだ。いったい誰が、なんの目的でこんな子供を狙うというのだ?なにごともなければいいという、俺のささやかな願いもむなしく、謎の男に襲撃され、女の子をしばらくかくまうことになるのだが―。この依頼、無事に果たせるのか。
著者等紹介
中尾寛[ナカオヒロシ]
1974年、九州生まれ。北海道・東北育ち、東京在住。2004年、異形コレクション『妖女』(光文社文庫)の公募にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナガマツ
1
人間臭さがいい。登場人物が無駄に熱血でなく、かといって斜に構えるでもなく、ラノベの主人公としてはどうなんだろとは思うけどそういう作品があってもいいんじゃないかと思う。今回は今後動く上でのある種の基点を作れたのかな。亘が何を理由に動くのか決まった感。2009/08/29
永山祐介
1
工藤の生真面目で融通の利かないところは面白い。匡子が救われるところまで続いて欲しいなあ。2008/10/12
ぴい子
0
田倉さん目当てで。工藤ちゃんが可愛そうなキャラなのが好き。でも言ってること素敵。秋良くんイケメン。結構バサバサ進んでいくので読みやすい。続きも気になってどんどん読める。次も読もう~2012/03/14