内容説明
漁獲量が減っている原因から、海外からくる輸入魚の安全性、実際に買う際に、活きのよさ・うまさを見極めるノウハウ、赤身魚・白身魚・青皮魚の分類による栄養の違い、冷凍魚の最新常識や毒魚の話まで、魚に関する気になる情報がいっぱい。
目次
第1章 魚の目利き入門(魚の鮮度の見分け方;鮮度の見分け方にはどんな方法がある? ほか)
第2章 おいしい魚の目利き(刺身の種類と切り方とおいしさ;野締め、活締めとおいしさ ほか)
第3章 魚のもつ健康機能成分(魚の機能性成分とは?;魚の脂質が体によいといわれるわけ ほか)
第4章 魚をめぐる最近の問題(自然破壊や遠洋漁業による魚食への影響;魚の地産地消が復活しているわけ ほか)
著者等紹介
成瀬宇平[ナルセウヘイ]
1935年福島県生まれ。日本大学農獣医学部卒業。同大、同学講師、鎌倉女子大学教授を経て、現在は鎌倉女子大学名誉教授。医学博士。小堺化学工業株式会社顧問。健康によい魚の食べ方や、魚介類についての知識が豊富なことから「お魚博士」として親しまれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Shinya Kusakabe
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『血合肉の細胞は、普通肉の細胞に比べてミトコンドリアが豊富』どす。2012/02/12
ヒコ。
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どうせ化学生物好きしか読まないんだから、ガンガン分子式を書いて欲しい2011/09/27
ぷくらむくら
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大学時代にここらへんのことをかじっていた時代があったので、ちょっと懐かしい。冷蔵方法なんかは進歩してるんだなぁと思った。2011/08/23
とん
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『魚の目利き』目利きそのものより、魚の旨さについて知った。トロに見られる脂がうまいのは牛肉と同じ。それに加えて生で食うことが多いので鮮度が重要であった。鮮度ということは、それに直結する目利きと保存法と切り方が大切なのだ。なるほど。2018/07/18