内容説明
身近な公園やハイキングなどでちょっと足をのばせばすぐに見つけることのできるキノコ約140種類について、特徴や生え方・分布などの基本情報を解説します。さらに、著者が長いキノコ人生で蓄積してきた採集のコツや実経験にもとづく恐ろしい中毒症状の話をはじめ、さまざまなエピソードをたくさんの貴重な写真とともに紹介していきます。あなたもきっと、キノコ狩りに行きたくなるはず。
目次
第1章 身近な場所に生えるキノコ(イタチタケ;エノキタケ;エリンギ ほか)
第2章 里山に生えるキノコ(アイタケ;アカジコウ;アシグロタケ ほか)
第3章 高原や亜高山に生えるキノコ(カバノアナタケ;カラカサタケ;カンバタケ ほか)
著者等紹介
小宮山勝司[コミヤマカツジ]
1942年滋賀県生まれ。1976年に長野県須坂市峰の原にて「ペンションきのこ」をはじめる。ペンションオーナー兼キノコ写真家。キノコに関する著書多数。自然科学図書にキノコの写真を多数提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kinkin
29
著者ははじめに字は下手で文章も苦手と書いているが、どっこいウィットに富んだ文章で楽しめた。それにしても、いろんなキノコがあるものだ。毒キノコで中毒になった人のことについて書かれていたのが、少し怖い・・ 平易な文で面白かった2014/10/06
わさびの茶漬け
4
見た目がきれいなキノコから、そうでないキノコまで。キノコにまつわる思い出話をじっくり聞いた気分。自分はスーパーや直売所でキノコを楽しみたい。タケリタケには赤面してしまった。2012/07/23
天胡
2
このシリーズで粘菌も欲しいなぁ。ハンディタイプで便利です。公園やキャンプでのトレッキングのお供に。食べませんが知るという行為は面白いのです。いつか父島に光るキノコを見に行きたい♪2011/10/25
ぷくらむくら
2
単なるキノコの解説書ではなく、体験談が豊富に入っているのが素敵。こういう本は写真を眺めているだけで楽しくなる。2011/04/17
気になる脂肪
1
各キノコに対する著者のエピソードが書かれている。キノコの図鑑ではない。 「東京でもこんなにキノコが生えている!」と帯(?)にあるが、都内だけでなく里山や高地に生えるキノコについても含まれている。 毒キノコは怖い。2018/05/25
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- 和書
- こころ鴇色にそめて。