実例・差別表現―あらゆる情報発信者のためのケーススタディ (改訂版)

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  • サイズ B6判/ページ数 383p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797346619
  • NDC分類 361.8
  • Cコード C0036

内容説明

部落問題、障害者問題、民族問題など、マスメディアで起きたあらゆる事例をもとに、糾弾された理由からその後の対応までを詳細に紹介。改訂にあたり、「ウェブ上の差別表現・差別煽動の実態と対応」を新たに追加。報道・出版関係者だけでなく、作家、政治家、企業家など、あらゆる情報発信者のための差別表現解説の決定版。

目次

序章 差別表現とメディア
第1章 部落差別に関わる表現
第2章 障害者問題に関わる差別表現
第3章 民族問題に関わる差別表現
第4章 性に関する差別表現
第5章 その他の差別・不適切表現
第6章 ウェブ上の差別表現・差別煽動の実態と対応

著者等紹介

堀田貢得[ホッタコウトク]
1941年生まれ。早稲田大学卒業後、小学館入社。『週刊ポスト』編集長代理、広告部長代理を経て編集総務部長。日本雑誌協会編集倫理委員会委員長、出版倫理協議会副議長、出版・人権差別問題懇談会代表幹事として訴訟や人権、差別問題に取り組む。2002年小学館を退職。2003年より東京経済大学大学院非常勤講師。日本出版学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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kushuka

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本当に興味深かった。自分も日常生活で何気なく使ってるものもあるなあ(女医とか)と反省したり。しかしこんな本が出てる一方でヘイト本も世には沢山出版されている訳で、なんなんだろうなあという気持ちになりました。2016/09/20

あれたか

0
'08。実例がたくさんあげられている。少々説明不足だったり、分からない省略語が出てきたりもしたが、分かりやすい文章だった。あと著者は出版側の人間なのに、だいたい被差別側の立場に立っているのが気になった。2011/08/08

readtuktuk

0
まさに「あらゆる情報発信者のためのケーススタディ」。読み応えあった。以下惹句より。〈部落問題、障害者問題、民族問題など、マスメディアで起きたあらゆる事例をもとに、糾弾された理由からその後の対応までを詳細に紹介〉。あとがきの、井上ひさしの言葉もまた引き。〈その人の責任ではない、その集団の責任ではない、もっと簡単に言うと、男・女というその人の性別、その人の出身や出自、民族、それから身体的特徴、そういったその人にとってはどうにもならないことを判断の基準にして、個人的にあの人はこうだ、あの集団はこうだということは2009/04/19

クマチャン

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面白かった ザトウクジラ、チビクワガタって名前、よくかんがえたら問題あるの気づくけど見ようとしなければみえない2021/02/10

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