サイエンス・アイ新書<br> 巨大高層建築の謎―古代から現代まで技術の粋を集めた建造物のおもしろさ

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サイエンス・アイ新書
巨大高層建築の謎―古代から現代まで技術の粋を集めた建造物のおもしろさ

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797345919
  • NDC分類 526.9
  • Cコード C0251

内容説明

わが国初の超高層ビルである霞ヶ関ビルから40年、世界一の最長橋、明石海峡大橋から10年が経過するいま、国内外の巨大高層建築に投入された技術を振り返る。巨大超高層建築に秘められたエピソードの数々。

目次

第1章 日本の超高層ビルの歴史と技術(霞ヶ関ビルがすべてを変えた;建物の高さの基準は安全の基準だった ほか)
第2章 超高層ビルを支える技術、守る技術(巨大建造物を支えるための技術;建物を地震から守る(地震対策が確立するまでの歴史;耐震、制震、免震) ほか)
第3章 魔天楼の歴史と技術(超高層ビルの時代の黎明期;エンパイヤステートビルと飛行船 ほか)
第4章 古代の巨大高層建築(コロッセウムに隠された技術;世界の七不思議に挙げられた灯台 ほか)
第5章 巨大高層建築のいろいろ(空の輸送技術の進歩に寄与した建造物;巨大航空機を作るための建造物 ほか)

著者等紹介

高橋俊介[タカハシシュンスケ]
1952年、高知市生まれ。1976年東京大学工学部建築学科卒。コロンビア大学、ハーバード大学で建築およびアーバンデザインの修士号取得。天王洲シーフォートスクエアなど巨大プロジェクトに多く参画。海外業務も多く、ベトナムの開発プロジェクトは15年におよぶ。また超高層ビルや商業施設の設計監理の現場知識に基づくプロジェクト・マネジメント能力と英語力を買われて、マンダリン・オリエンタル東京、ザ・ペニンシュラ東京のプロジェクト・マネジャーを務めた。テンフェイ総合計画代表。アーバンデザイナーで一級建築士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よこしま

26
東日本大震災前の刊行なので、長周期地震動の旨が述べられてないため、簡単に「スゴイよ」とは書けませんが、参考になるかとは思います。建築の中で一番難しいのが、断トツで構造でしょうね。生命に関わりますので。この本の面白さは写真が多いことと図解の多さでしょう。卒業研究のためにNEC本社ビルを訪問させて貰いましたが、何故か大きな穴があると思えば、構造を計算しての風通しだったんですね。免震装置を儲けたとしてもランドマークタワーの上は風だけでも揺れます。高さばかり競って意味あるかな?という疑問も心の中にあります。2015/01/25

yk

5
なんか思っていたより全然おもしろかった!霞ヶ関ビルがなかったらどうなっていたことやら。。。知らないことがたくさんですごい勉強になった。高層ビルの構造、鉄について、風の対策としての制振装置、柱のない巨大建造物、ドーム、橋などなどなどなど!でも知らないことだらけで全部覚えられないよ!2015/02/21

かめぱぱ

4
図書館借り。小説ばっかじゃ栄養偏るかな…ということで。平易な文で読みやすい。なるほど〜って、結構面白かった。2016/12/07

のぞみ

4
技術であり芸術。空にあこがれ海にあこがれる人が、建築を通してそれらとのかかわりを深めていく。2011/12/25

erie

3
建築や工学の基礎知識がないのでちょっとわかりにくいところはあった。しかしトピック的な入門としてはとても良いと思う。自然災害を防ぐための工夫や利用した原理の解説が面白く(知らないことばかりだった)、図入りでわかりやすい。風はあなどれない。機能的な工夫だけでなく歴史やデザインについてもそれなりにページが割かれている。建築関係者のエピソードが所々で涙をさそう。2018/06/14

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