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ケータイチルドレン―子どもたちはなぜ携帯電話に没頭するのか?

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  • サイズ 新書判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797345155
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0236

内容説明

四六時中ケータイを手にし、画面に没頭している子どもたちに「なぜそこまで?」と違和感を覚えないだろうか。本書はそのようなケータイチルドレンの本音を聞きだし、徹底分析。彼らを理解したいと思いつつも、それがかなわず悩んでいる親世代へ向けて、その実態を解説する。2008年に始まる「有害サイトフィルタリング」が、本当に子どものためになるのかなど、ケータイと子どもにまつわる新たな問題についても言及する。

目次

第1章 インターネットと常につながるケータイチルドレン
第2章 音楽や活字、映像も気軽に楽しむ「ケータイ中心主義」
第3章 ケータイコミュニティで始めるもう一つの人生
第4章 「パソコンを使えないケータイ世代」という誤解
第5章 事業者が語るケータイチルドレン
第6章 ケータイの世界に潜む危険性
第7章 安易なフィルタリングが破壊する子どものケータイ文化
第8章 ケータイチルドレンとの付き合い方

著者等紹介

石野純也[イシノジュンヤ]
1978年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、宝島社に入社。数々のケータイ関連誌を立ち上げ、その後独立。現在はケータイジャーナリストとして、雑誌やWebを中心に執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

矢田絵美里

2
★★★☆☆ 危険だからと言って、規制するのは良くない。危険かどうかは、自分の目で見なくては分からない。子供が利用しているサイトについて、詳しく聞いてみるのも良い。何より、親子のコミュニケーションに繋がる。本著で残念なのは、アンケート結果が不確かということだ。もっと多くの人から聞けたら、良かったと思う。2010/06/28

te_R9

1
要は親が携帯ではなくケータイの世界を知れ,子供と対話しろってことですね.文中に引用されていた学校裏サイトに対する村井教授の話は,ひろゆきの「僕が2ちゃんねるを捨てた理由」にあったオープンとクローズドのSNSの話にも通じるものがあって興味深かった.2010/04/10

ラスコリ

0
スマホが普及した今では昔以上にケータイチルドレンがふえているんだろうな。ある程度知ってることが書かれてた。2014/08/11

MasakiZACKY

0
ケータイ世代とケータイとの関わり方について、高校生へのインタビューや統計資料を元に解説した一冊。ケータイを非難する大人たちに「そんなことないよ」と主張している。といってもスマホやSNSのさらなる普及で状況はすでに全然違う。出版された2008年から5年も経てばそりゃそうか。というわけで今更ながらの読了である。さすがにもう短絡的なケータイ非難をする大人たちは少なくなっているのではなかろうか。でもスマホになってやれることが増えて危険に会う確率は上がってはいるか。『スマホチルドレン』的な続編を望む。2013/05/22

jinrikiplane

0
「まずは、その世界を体感してみなければ、柔軟な発想のケータイチルドレンのスピードには、到底追い付けない。」2009/03/22

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