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なぜケータイ小説は売れるのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797344028
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0236

内容説明

『恋空』『Deep Love』『赤い糸』…次々とベストセラーを生み出し、メディアミックスを展開するケータイ小説。売春、レイプ、妊娠、薬物、不治の病、自殺、そして真実の愛と過激な要素が満載のケータイ小説に若者はなぜハマるのか?その市場や社会的背景、作品分析に至るまでを鮮やかに読み解いていく。誰もがケータイを持つ時代に咲いた徒花か、それとも新しい文化の始まりなのか、ケータイ小説を読まない人でも、これ一冊で分かる画期的な内容。

目次

序章 ケータイ小説七つの大罪
第1章 ケータイ小説のあらまし
第2章 ケータイ小説市場の最前線
第3章 ケータイ小説の内容
第4章 ケータイ小説を巡る言説
第5章 なぜケータイ小説は売れるのか

著者等紹介

本田透[ホンダトオル]
小説家、評論家。1969年兵庫県生まれ。高校を二度中退後、大学入学資格検定を経て、早稲田大学第一文学部哲学科入学(中退)、同大学人間科学部人間基礎学科卒業。出版社で勤務した後にフリーとなり、現在に至るまで思想史から社会現象、ライトノベルまで幅広い分野で旺盛な執筆活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サイバーパンツ

10
一応、ケータイ小説の分析だが、最終的には、二次オタ最高!恋愛資本主義はクソ!な電波男の哲学に収束する。要は、ケータイ小説をダシにしたいつもの本田透である。本田透は、ケータイ小説はクソ!と罵詈雑言吐き散らしたいはずだが、その怒りを抑え、努めて冷静にケータイ小説を読みこんでいく。その過程が深読みしまくりで、真面目なのか小馬鹿にしてるんだか分からないシュールさが出ていて面白い。特に、唐突にジョージ秋山の『銭ゲバ』を持ち出してくる所には笑った。絶対、狙ってやってるだろ。2016/09/02

Humbaba

5
批判は数多あるものの,ケータイ小説が売れているというのは事実である.そして,お金を払ってでも購入しようとする人がいるということは,少なくともその人達には充分な価値があるものだということである.2011/11/06

ささきさん

2
ライトノベル作家がケータイ小説について書く、とのことで面白そうだと思って読みはじめた。が、ライトノベルもケータイ小説もロクに読んだことがないのでよく分からなかった。ちゃんと勉強して出直してきます……。2019/11/11

ryo511

2
ビジネス面と文化面の双方からの分析が読めてお得感がある。物語論は「電波男」以来の恋愛資本主義批評で、ファンとしては安心して読める。しかし、肝心のケータイ小説読者に対する取材がないのはどうなんだろう。ケータイ小説を読むよりは中高生と話す方がよっぽどラクだと思うけど。A-2010/06/28

カツオ

2
ケータイ小説は首都圏より地方都市で売れている、その分析が面白かった。メディアと読者、首都圏と地方都市、それぞれの文化・リテラシーの乖離が最近身近に実感されていたのだが、ケータイ小説における「共感」というワードで実にわかりやすく紐解かれた。書き手が上からではなく、下から見る、ということ。本書は2008年の発行だが、「DEEPLOVE」は現代の銭ゲバであるという分析に爆笑。ナイスです。2009/02/26

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