内容説明
家の庭や公園、裏山にあたり前のようにいて、普段は見向きもされない多くのムシたち。でも、その世界や生態をじっくり観察すると、びっくりするほどの驚きが満ちあふれています。ムシたちを追いかけ、愛してやまない著者が、この魅力あふれる世界や生態をナビゲート。あなたもムシ好きの仲間入り、しませんか。
目次
プロローグ ムシたちのセレナーデ
第1章 ヒトとムシの新常識
第2章 ムシたちの驚異のスペック
第3章 華麗に踊る不思議な隣人
第4章 ハンターたちの愛ある暮らし
第5章 小さな生命のおかしな戦略
著者等紹介
森昭彦[モリアキヒコ]
1969年生。サイエンス・ジャーナリスト。ガーデナー。植物と動物のユニークな行動や化学的な相関性について、調査・研究および執筆活動。「のらリスト」として関東圏の道端や雑木林でルーペを片手にほふく前進中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Musicianwren
1
「お花畑を飛ぶモンシロチョウ。 あのヨチヨチ飛行で日本海を渡ってきたとはどうにも信じ難いが、困ったことに、漁船によって海を渡る姿が目撃されている。」 注意し、少し警戒しながら読まなければならないですが、ユーモアがあり、インスピレーションや新しい知識があったりします。 なんと言っても虫くんが主人公です。 『……そうして泥水の中にまで、昆虫はわれわれを 呼び、自分の値打ちをつよく信じてあえて訊くのだ。何ゆえ軽蔑するのかと。』 小ラシーヌ
ささ
1
すっごいおもしろく、ムシ達の生態を学べたけど、著者のおっさんが品がない比喩表現を多用し、幼虫は写真ではなく絵にて紹介されている事が多かったところがマイナス。2012/09/01
才谷
0
種類も多ければその特徴もすごい、小さな体だけどケタ違いの性能に驚きの数々。 呼吸効率が人間の30万倍とあるのでそういったところが原動力となっているんだろうか。2016/08/27
15ji19hunn
0
内容は面白かったが、全体的にもう少し詳しく科学的に書いてほしかった。あと表現の仕方も分かりにくいところがあり微妙。2014/12/10
てっしー
0
正確な記述が要求される科学系新書においてあえて文学的(?)な表現を好んで多用しています。アブラムシをビフテキと呼んだりとか。それに耐えられれば、面白いかと。2011/08/29
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