内容説明
女には見えて男には見えない冷蔵庫のバター、目の前にあるのに見えないスペードのエース、光にはついていない赤色、砂糖についていない甘み、風にはついていない音など、外界には存在しないのに、心の中に沸き上がる感覚があります。本書ではこの不思議な感覚と心の世界を普通の人にもわかるように!そして生きるための基盤とする哲学を打ち立てます。
目次
序章 タテジマ飼育のネコはヨコジマが見えない
第1章 あるのに見えないもの
第2章 外界にはないのに、心に見えてしまうこと
第3章 感覚の最高任務
第4章 感覚の変革
第5章 神感覚のサイエンス
著者等紹介
高木雅行[タカギマサユキ]
1934年大阪府生まれ。大阪大学理学部生物学科卒業。大阪大学大学院理学研究科修了。大阪大学理学部助手を経て大阪大学教養部准教授に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
朱音
2
科学的な本かと思ったら心理学・哲学的な本だった。2008/09/14
thinkeroid
1
生物雑学トリビア; 哲学・宗教としてはゴミ2009/12/28
クミコ・ロッテンマイア
1
豊富な知識が詰め込まれているが、読みやすくあっさり読める。カテゴリは人生指南だろうか。2009/10/30
ーう˙ᵕ˙
0
タテジマしかない環境で育ったネコはヨコジマを認識できないという有名な実験から始まり、宗教の話になっていく。科学を突き詰めたら哲学になるんだろうけど、もうちょっと科学の話を読みたかった。2014/10/22
しょ
0
いまいち2013/05/15
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- 和書
- 路傍の道芝