内容説明
GISで扱う地理空間データの実装方法に踏み込んだ初めての書。地理情報標準に準拠した地理空間データ作成の基本からUMLを用いたクラス図のモデリングまでを第一線の専門家が実践的な視点で解説する。
目次
実世界のモデルと表現の枠組み
空間スキーマ
座標による空間参照
時間スキーマ
暦と時計による時間参照
地理識別子による空間参照
被覆の幾何及び関数のためのスキーマ
一般地物モデルと応用スキーマ
地物カタログ
地理情報の作成
地理情報の表示
地理情報の交換
著者等紹介
有川正俊[アリカワマサトシ]
1980年代より、情報工学、データベース理論、VR、オブジェクト指向プログラミングなどの研究に従事し、地理情報システム学会学術委員長・空間IT分科会主査、電子情報通信学会データ工学専門委員会副委員長、情報処理学会データベースシステム研究会幹事、G‐XMLプロトコル拡張検討小委員会委員長などを歴任。現在、ISO/TC211国内委員会委員、地理情報システム学会空間IT分科会代表。日本国際地図学会評議員。九州大学大学院情報工学専攻博士(工学)取得(1992年)。東京大学空間情報科学研究センター准教授
太田守重[オオタモリシゲ]
1970年代より、GIS分野の研究開発及び実用化に携わり、東京大学空間情報科学研究センター客員教授、ISO/TC211エキスパート、地理情報標準JIS化委員会委員、JPGIS検討作業部会主査、時間スキーマJIS化分科会主査、メタデータJIS化分科会主査、G‐XML JIS化委員会委員などを歴任。現在、ISO/TC211国内委員会委員、地理情報標準JIS化委員会委員、地理情報システム学会理事、日本国際地図学会評議員、東京大学空間情報科学研究センター客員研究員、空間情報規格スタジオ・ディレクター。地理情報システム学会認定GIS上級技術者(2007年)。国際航業株式会社フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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