内容説明
絵の才能を見こまれ、天才画家ブレンクのもとで見習いとなった少年メル。ある夜、彼はブレンクが自分の描いた絵のなかに姿を消すのを目撃する。絵の世界に入る魔法を発見したメルは後を追うが、恐ろしい生き物たちに追われ、危機一髪で元の世界へ戻った。しかし、行方不明のブレンクを探すため、メルは仲間とともに、ふたたび絵のなかの世界「ミラースケープ」へと乗りこんでいく!歩く家、時間がゆがんだピラミッド、自由に顔をあやつる男…不思議なものにあふれ、美しくも恐ろしい世界への扉が開く、話題のファンタジー。
著者等紹介
ウィルクス,マイク[ウィルクス,マイク][Wilks,Mike]
ロンドン在住の画家・作家。シュールで幻想的な絵画は、ニューヨーク近代美術館やロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館などにも所有されている
三辺律子[サンベリツコ]
英米文学翻訳家。聖心女子大学英語英文学科卒、白百合女子大学院児童文化学科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ほずみずほ
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設定は凝っているけど、想像していたよりワクワク冒険ものではなかった汗。メルはもっと絵をかいて活躍してほしいな~。(7→)2009/12/11
狐
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面白かった~~ 作家さん自身が画家でもあるってのが、また面白い。 ラストの描き方が大好きです!2016/10/04
井堀 裕基
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絵の中に入り込み世界を支配している組織と戦う、ハッピーエンドが気持ちがいい 伏線が見事2014/01/10
saimoon
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想像力創造力みたいなもんで、優れたイメージがあれば優れた物語になるって訳じゃ無いっていう感じ。子どもの想像力をかき立てるかもしれないが、出てくるのはモンスターばかりなので逆に稚拙(小さい子は好きかもしれないが)。始終ボッスの快楽の園なイメージだったけど、あの画一枚しかなかったら、どんなに優れていても芸術全てが素晴らしい世界とは思わないので、想像力の使い道がモンスターばっかじゃ魅力的な世界は作れないよねって改めて思った。ルドの裏切りは初めからバラしとくなら引っ張り過ぎ。引っ張った割に許しもあっさり過ぎ。2013/06/08
ももいろきりん
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ちょっと話が駆け足気味のところがあって残念。設定は面白かったので、ストーリー展開を丁寧にしてもらえればもっとたのしめたかも。三部作らしいので次作以降に期待します。2012/01/03
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