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内容説明
「何度も何度も言うけどね、どデカい坊や、その子は人間なんだよ。しかも、まだ一七の女の子だ」集中治療室でカリナの言葉を反芻するマナガ。その前には酸素マスクをし、点滴の管をつけたまま静かに眠るマティアの姿があった…。万全の警備体制を誇るトルバス都立神曲博物館から忽然と姿を消した伝説の単身楽団「氷の女王」。射殺された警備員とカメラに写らない犯人の謎。マティア抜きで捜査を続けるマナガだったが、レオンの依頼人が「氷の女王」と関係が深い人物と判り、事態は思わぬ方向に急変する…!マナガとマティア、二人を襲う最大の危機!黒のポリフォニカ第5弾登場。
著者等紹介
大迫純一[オオサコジュンイチ]
アトラク俳優やマンガ家といった偏った職歴を経て、1996年、小説家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みっちー
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☆2 博物館所蔵の単身楽団「氷の女王」をめぐる事件。人も精霊も良い者悪い者がいる。真実を追うマティアとマナガの繋がりが見られる一冊。守るのではない、守られるのではない、二人並んで歩んでいくのだ。2015/05/20
Radwynn
0
なんというか、こういう「お約束」が、全然、うっとおしくないんだよな、このシリーズ。そりゃちょっといくらなんでもアレでしょ、ってのも、許せちゃう。マナガが良い漢でマティアが良い女だからだろうなあ。覚悟、ってのは、そりゃあ易しいもんじゃねえよなぁ。 レオンくん再登場、つっても、4を未読なんでそっちにも出てるかも? あとがきに夢枕獏さんの影響が見て取れるのがなんだか微笑ましい。(それを云うならマナガのモデルは…ゲホゴホ)2011/08/17
桜乱
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マティアとマナガ、二人で一人の意味が垣間見えた巻。しかし、やはりにくめんやつよの、レオン2011/07/26
かぶと
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いやはや、雲行きが怪しくなってまいりましたね。2011/04/08
ゆらゆら
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いよいよ雲行き怪しく。精霊ってなんだろね、と根本の問いかけをもう一度。2009/11/30