内容説明
オレゴン号の乗組員たちとともに、カブリーヨは誘拐された研究所所長が監禁されている“悪魔のオアシス”の場所を必死で捜索していた。身代金を要求しない誘拐犯の真の目的とは何か?19世紀の宝探しと現在の誘拐事件を追うカブリーヨたちの前に、世界を揺るがす恐るべき巨大な陰謀が!冒険小説界の巨匠が放つ、話題の新シリーズ第1弾。
著者等紹介
カッスラー,クライブ[カッスラー,クライブ][Cussler,Clive]
1965年から執筆活動をはじめ、1973年に架空の組織であるNUMA(国立海中海洋機関)に所属する特殊任務官ダーク・ピットのシリーズ第1作『海中密輸ルートを探れ』で作家デビュー
黒原敏行[クロハラトシユキ]
英米文学翻訳家。東京大学法学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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中島直人
7
(図書館)あとがきにあった、カブリーヨは、オレゴン号というおもちゃを大人買いして、サンダーバードごっこをやっている、というコメントに思わずニヤリ。2020/03/11
やぶやぶ
1
★32013/01/26
pangea74
1
今度の敵はかつて一緒に働いていたパートナーに恨みを持つ過激な環境保護主義者で、悪役としての魅力はイマイチだったけど、陸海空の舞台に満遍なく活劇が展開され、主人公カブリーヨとクルー達がテキパキと危機に立ち向かっていく姿は、前作よりも面白く読めました。任務の最中、ピンチになっていたヒロインを救出し、それがメインのプロットに絡んでいく展開は、本家ダーク・ピットシリーズと同じといえば同じなんだけど、話の構成がうまく組み立てられているせいか、あまり気になりませんでした。2018/05/21
マイ
1
思った以上に読み応えのある本だった。 わたしもこの現代の海賊船(タンカー?)で働きたいな~。それなりには役に立つ自信はあるんだけどな…(多分)。2013/02/02
ほにょこ
0
★★★☆☆ 訳者あとがきを読んで本書の位置付けがようやく分かりました。 ダーク・ピットシリーズからスピンオフしたオレゴンファイル・シリーズの一作目。 (但し、原作では四作目にあたる) 他にNUMAファイルシリーズというものもあるらしい。 なかなか面白かったので他のシリーズも適当に読んでみようかなと思います。 2016/09/25