内容説明
男は朝っぱらから大酒をあおり、女は陰で他人をそしり日々を過ごすどん底の田舎町。この町でよそ者扱いされた青年が、町民の大反発を買ったことから始まった感動の再生ストーリー。今では70代、80代のおばあちゃんたちが、売上高2億6000万円のビジネスを支え、人口の2倍もの視察者が訪れる注目の町に変貌した。著者が二十数年かけて成し遂げた命がけの蘇生術の全貌が明らかになる。
目次
第1章 とんでもない町に来たなぁ
第2章 そうだ、葉っぱを売ろう!
第3章 葉っぱがおカネに変わるまで
第4章 彩ビジネス急成長
第5章 転機の訪れ
第6章 彩とともに再生した町
第7章 成功のヒミツ
第8章 上勝いろどりからの提言
著者等紹介
横石知二[ヨコイシトモジ]
1958年徳島市生まれ。79年徳島県農業大学校園芸学科卒業後、上勝町農協に営農指導員として入社。86年つまもの商品「彩」を開発、販売、91年特産品開発室長。96年上勝町役場産業課に転籍し、99年第三セクター「株式会社いろどり」取締役。2005年同社代表取締役副社長。02年アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー日本大会特別賞受賞、03年日本ソフト化大賞受賞。07年地域活性化担当大臣から「地域活性化伝道師」に、経済産業大臣から「地域中小企業サポーター」に、内閣官房および経済産業省から「地域産業おこしに燃える人」に、ニューズウィーク日本版『世界を変える社会起業家100人』に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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