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内容説明
白銀に佇む瀟洒な山荘。それは偉大なる神曲楽士、マキハ・シャレディソンのものだった。度重なる偶然のいたずらによって、初めての長期休暇をそこで過ごすことになったマティアとマナガ。シャレディソンの愛息マキハ・クラムホンと、その同級生四人と穏やかなひとときを過ごせるはずだった…。しかし静寂は山荘の五号室に大穴をあけた「精霊爆発」によって突如破られる。五号室に泊まっていたコモデはかろうじて難を逃れたが、誰が彼を殺そうとしたのか、雪に閉ざされた山荘の面々は次第に疑心暗鬼に陥っていく。やがてマナガが原因不明のまま衰弱しはじめ…。黒のポリフォニカ、第三弾登場。
著者等紹介
大迫純一[オオサコジュンイチ]
大学中退後、マンガ家、デザイナー、SFショップ店長、造形助手、アトラク俳優…と幅広い職歴を経て『魔法探偵まぁリン』シリーズ(青心社)で作家デビュー、現在にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
cgatocairb
1
Bメンバーの中ではオドマかな。2013/07/03
じゅう
0
クローズド・サークルを舞台にミステリ風にしつつ、最後には爽やかに締めてくれる好編。2016/11/05
みっちー
0
☆2+ 休暇でスキーに出かける二人。番外編かと思いきや、大学生らの青春に触れつつ、精霊事件を解決。マティアの成長が嬉しい。2015/05/16
ほにょこ
0
★★★雪の山荘とくれば連続殺人!ではありませんでした。 それなりに面白く読後感もよかったです。2014/03/11
Toru
0
心理描写の積み重ねのパターンから外れ、しょっぱなから名探偵登場的な感じでどうなるのかと思ったらほんの序章。雪山の閉ざされた山荘というまさに名探偵状態(刑事物のはずだけどw)。確かに精霊は新曲を奏でられないといった設定はあったと思ったけど…。謎の仕掛けは科学的(?)でありながらその効果は神秘的という、ポリフォニカらしいと言えばらしい謎。マナガは相変わらずマナガらしいけど、マチアはどんどんお茶目になっていく。2013/01/28