サイエンス・アイ新書<br> 行動はどこまで遺伝するか―遺伝子・脳・生命の探求

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サイエンス・アイ新書
行動はどこまで遺伝するか―遺伝子・脳・生命の探求

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797338898
  • NDC分類 481.78
  • Cコード C0245

内容説明

ヒトの特異な行動様式は、当然、遺伝子の変化の結果です。私たちが感情や欲求と呼ぶものも例外ではありません。行動がどれだけ遺伝子によって決定されるかを探ることは、重要なテーマになっています。本書は、アリストテレスの古代から近代の行動学の研究をたどり、現代の分子遺伝学が解明した行動する“本能”の正体に迫ります。

目次

第1章 生物学はこうして始まった
第2章 動物行動学の先駆者たち
第3章 神経科学の誕生
第4章 行動を支える脳の仕組み
第5章 DNAの発見から組換え技術の確立まで
第6章 行動のDNA
第7章 性行動を分子で読み解く

著者等紹介

山元大輔[ヤマモトダイスケ]
1954年、東京都生まれ。1976年、東京農工大学農学部卒。理学博士(北海道大学)。ノースウエスタン大学医学部博士研究員、1999年に早稲田大学人間科学部教授に就任。同大学理工学部教授を経て、東北大学大学院生命科学研究科教授。同大学理学部生物学科教授。日本遺伝学会評議員。専門は行動遺伝学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なまずさん

0
基礎知識が無いと理解しにくい本です。2016/01/24

てきとうくん(出荷)

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おもてたんと違う 最後らへんは知らないこといっぱい2014/03/15

なにがし

0
神経細胞・遺伝物質の判明からDNAの複製など、分子遺伝学の歴史や仕組みなどがずっと続き、本題(?)はいつ出てくるのだろうという感じ。最後の30ページほどのショウジョウバエに関する行動-遺伝の話は興味深かったが(図らずも自分の研究テーマに関連のあるトピックであった)、頭が大きかった割りにストンとお話が終わってしまった。2012/12/19

no_sense

0
行動遺伝学の研究者が書いた本。構成は大まかに歴史→神経とDNAの基礎→行動と遺伝。第6、7章は全然知らなかったことが多く、興味深かった。しかし、詳しい人も詳しくない人も歴史や基礎の解説で飽きそう。なぜ極力写真じゃなくて絵で説明しているのかわからない。さらに図も論文からそのまま持ってきたみたいでわかりにくいものがあった。2010/04/27

まえの

0
短いながらも、神経系を中心に、動物の行動とその背後にあるメカニズムを解説してくれる本。研究の歴史的な経緯を踏まえつつ説明されるので、各分野の繋がりが分かりやすいのが助かる。2022/08/05

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