内容説明
まるでマジック。誰もが驚くスピード暗算の秘訣。
目次
第0章 まずやさしい小手調べの暗算術から
第1章 増やしたり減らしたり:足し算と引き算の暗算
第2章 子どものころ熱中した:掛け算の暗算
第3章 掛け算を磨く:いろんな工夫を使い分けよう
第4章 割って割ってやさしく:割り算の暗算
第5章 ざっとでいいのよ:概算の暗算
第6章 まだまだ現役:筆算の名人芸
第7章 お話なら覚えやすい:数を言葉で記憶する
第8章 難しいことをやさしく:高度な掛け算
第9章 スピードマジック:いろんな数を当てる
著者等紹介
ベンジャミン,アーサー[ベンジャミン,アーサー][Benjamin,Arthur]
カリフォルニア州のハーベイ・マッド・カレッジの数学科の教授で、数学の博士号を1989年にジョンズ・ホプキンズ大学で取得しました。2000年にアメリカ数学協会より「優秀教育者賞」を受賞。プロのマジシャンでもあり、ハリウッドのマジック・キャッスル劇場に頻繁に出演しています
シャーマー,マイケル[シャーマー,マイケル][Shermer,Michael]
『サイエンティフィック・アメリカン』誌の顧問編集者で、連載コラムを担当しています。このほか博士は、『スケプティック』誌の発行人、懐疑協会の理事長、さらにカリフォルニア工科大学の公開科学講座の幹事です(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
12
高速演算というエンタテインメントがあった!2024/04/25
ゆき
6
本書の基本になるのは2桁の乗除暗算と2つほどの計算結果を頭の片隅に保存しながら暗算を続ける能力。3桁以上は分配法則などを駆使して簡単な形に変形するというのが主な方法である。人間が一時的に覚える事の出来る数7個を超えないように式を変形する方法集ともいえる。極端に桁数が多い場合は語呂合わせを使うのもその延長線だ。ほとんどが高校数学までの応用なので自然とやっている事もあった。2016/11/24
ダンスにホン!ころりん
5
20070228初版発行 20150215読了 苦手な暗算がこんなに楽しいなんて!!!!!図書館で借りたけれど、この本は買う。もっと早く読みたかった2015/02/15
頼ママ
5
途中までは私が普段やってる計算の仕方と同じだったので、「こんなことで本が書けるなんて・・・」と思ってたけど、【第6章:筆算の名人芸】あたりから、へえエ〜〜〜と思いながら読みました。数学関係の本にしては読みやすいです。実践的だからかな。途中にはさまれてるコラムも面白かった。最後のコラムに登場する、無学の黒人奴隷だった暗算の達人の言葉が良い。「教育を受けなくて良かったですよ。教育を受けた人たちの中には、とんでもない馬鹿が多いですから。」おっしゃる通り。2012/04/14
マラカス
4
暗算は苦手で2けたの足し算ぐらいが限界でしたが、この本のとおりに2年間毎日コツコツ一日10分くらい練習しましたら、4けた✕3桁のまで暗算できるようになりました。最近はよくいろいろな場面で暗算をして能力をひけらかします。2016/12/14