ソフトバンク新書
金融マーケティングとは何か―これがプロの戦略だ!

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  • サイズ 新書判/ページ数 198p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797336979
  • NDC分類 338.5
  • Cコード C0234

内容説明

外資系金融機関で独自のマーケティングをもとに、画期的なPRや商品開発を次々と展開して高い評価を得たエキスパートが語る戦略論。現場での経験に基づいた、新しい時代における金融マーケティングの手法が徹底的に論じられている。激変する日本の金融環境からビジネスヒントを得るにも最適の一冊だ。

目次

第1章 アイデアが勝負を分ける(思いも寄らなかった金融、そして外資系企業への入社;シティバンクはまだ無名だった ほか)
第2章 どうやって売り込むのか(銀行で投信など売れるはずがない、と言われた時代があった;初めて知った日本の大手銀行の「本当の実力」に震えた ほか)
第3章 顧客の信頼を勝ち取る(保険の重要性は知っているが、自分の契約内容は知らない;保険と貯蓄は分離を。保険は掛け捨てが効率はいい ほか)
第4章 これからを考える(瀕死の銀行を甦らせるために;キャンペーン告知は、一気に大量に行うことで効果を生む ほか)

著者等紹介

広瀬康令[ヒロセヤスノリ]
1965年、東京生まれ。中央大学商学部卒業。1990年にシティバンクに入行し、外貨預金や住宅ローンなどを中心とするマーケティング・広告担当として活躍。1998年にフィデリティ投信へ移り、銀行窓口販売におけるマーケティングビジネスを確立。2000年からはチューリッヒでマーケティング統括部長に就任し、保険分野における市場の開拓に取り組む。さらに2002年には、東京スター銀行のマーケティング部長に抜擢され、マーケティング面から破綻銀行の再生に貢献し、高い評価を得る。2006年よりドイチェ・アセット・マネジメント株式会社ディレクター。日々、多方面で精力的に金融マーケティングを推進している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

3
仕事においては,いったい何が目的であるかを常に意識することが大切である.通説は大抵の場合正しいが,確率が100%というわけではない.現実をよく見て行けば,また新しい世界が見えてくることもあるだろう.2012/09/28

Humbaba

3
仕事において大切なこと.それは,実際に成果をあげるということである.いくら一生懸命やったとしても,成果が上がらなければ無意味である.実際には成果を測りにくい仕事が存在するが,それでも何らかの指標は必要である.それを用いることで,効果的に仕事をするためには何が重要なのかもわかるようになる.2011/12/19

Row_the_Punks

1
銀行、保険、投信と金融業界のマーケティング部門を渡り歩いた方の自伝?のような本。インターネットの活用に関しての話がもっとあればよかったのだが。。2013/11/15

Humbaba

1
金融が今後日本で発達していくために必要なこと.それは,売手と買手の間で十分な信頼関係を築くことである.現在は売手のみが情報を一手に握っており,メリットは喧伝されるもののデメリットは過小にしか説明されていないことが多い.このようなことが続けば,日本で金融が発達することはなくなってしまうかもしれない.2011/09/20

G-man

0
サービスの消費者として「自分だったらこんなサービスが欲しいのに」という視点を持って、それを実践していく。シンプルだけどとても説得力がある。自分たちが欲しくなるような投資信託を作れ、また、自分たちが利用したくなるようなその使い方を提案しろ。。商売の原点だな。一つ印象的だったのはリッツ・カールトンのサービスの話で、突き抜けたサービスを提供するには、採用からセンスのある人間、意欲の高い人間を選別しているというくだり。当社が抱える失敗人材を鑑みて、まさにその通りだと思った。 2015/08/04

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