ファーストマン〈上〉―ニール・アームストロングの人生

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  • サイズ B6判/ページ数 466,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784797336665
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0098

内容説明

「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な跳躍だ」。1969年、ニール・アームストロングはアポロ11号で月への第一歩を記した。スプートニクショックから50年。アメリカの有人月着陸という壮大なミッションの真実が改めて明らかにされる。アームストロング公認の迫真のノンフィクション。

目次

第1部 アメリカの創世記(強靱な腕;強靱な精神)
第2部 安定した基盤(ファーストチャイルド;すばらしきスモールヴィル;空の真実;航空工学の初歩)
第3部 黄金の翼(クラス5‐49;第五一戦闘機戦隊(VF‐51)
運命という名の狩人
イーグルズの試練)
第4部 本当に正しい資質とは(研究パイロット;砂漠の空高く;宇宙の境目で;悲しすぎる別れ;強い決意;私の秘密)
第5部 孤島のごとくある人なし(訓練の日々;飛行士候補;ジェミニ8号;宇宙飛行士の妻;アメリカ国民の代表として)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

貧家ピー

8
アポロ11号船長として月に降り立ったニール・アームストロング船長の伝記。 宇宙飛行士である前に、エンジニアだという自負が見え、月面後のコメントにも伺える。2020/11/28

ブラックジャケット

8
アポロ11号の月面着陸のテレビ中継は高校一年の夏だった。ニール・アームストロングが月面に一歩を記した時に、どういう言葉を残すのか、当時のテレビ番組でも相当盛り上がっていた。しかしアームストロングという人は、人類の歴史に名を残す人としてはそれほどドラマティックな性格ではなかった。極東の一少年にしてみても意外にクールなコメントに少々落胆した。NASAのアポロプロジェクトの頂点に立つには、理系の頭脳を必要としたことに思い至らなかった。2020年頃には月面基地が稼働していると確信していた少年が抱いた感想だった。 2019/02/23

yooou

3
☆☆☆☆★ 面白い~。この訴求力の強さは類を見ないものがあります。2011/01/16

kwkmmsr

2
人類初の月面着陸を成し遂げたニールアームストロングの生涯が詳細に綴られている。上巻は彼の生い立ちからジェミニ計画の終了まで。あのチャックイェーガーなども出てきたりして、「ライトスタッフ」的な雰囲気。(本書の中では「ライトスタッフ」で描かれている内容は「かなり正確性にかける」と書かれているけど。)2008/07/02

katono

1
上下巻1000P超の本です。が、読む価値はありました。ニール・アームストロングの生い立ちや育った環境が彼にどのような影響を与えファースト・マンとして選ばれるに至ったか。彼のエンジニアリング兼テストパイロットの経歴がアポロ計画の成功に必須だったことが判ります。アポロ計画には相当の危険があり月面着陸はチャレンジングな課題でした。月面着陸時にクレータを飛び越えるシーンにはドキドキさせられました。「帰還の可能性が90%、着陸できるかどうかは五分五分と予想していた。」これが50年前の話とは... (評価5/5)2019/03/06

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