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内容説明
ある日目ざめた魔法の力。親友のタカチを助けることができたのは良かったんだけど、おかげで平凡な中学生だった僕‐長谷川瑛蘭‐は魔法を使える少年を隔離する学校へ強制的に転校させられるハメに。その学校こそ、魔法使いが厳しく管理されるこの世界で、魔法能力を認定された少年達が送り込まれる「青少年健全育成センター付属魔法学校」‐通称イクセン‐だったのだ。ルームメイトや学友たちは、いずれおとらぬ変人揃い。魔法に目ざめたばかりだから、授業内容はチンプンカンプン。ところが僕に他の人にないものすごい能力が隠されていて…。
著者等紹介
久美沙織[クミサオリ]
1959年盛岡市生まれ。上智大学哲学科在学中にプロデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふうせん
2
再読。文庫版がなかった時から年一回は読んでいる。面白いのに知名度がない。内容はタイトルの通り。続きが出てくれたら最高なのに。2016/09/20
影法師
1
登場人物は魅力的。情景も目に浮かぶ位に分かりやすい。想像しやすく、楽しく読める。だが、ストーリーが線ではなく点になっているイメージ。2017/12/05
もぐもぐ(・ω・)
1
主人公エイランの一人称で書かれているのですが、彼の口調が好きになれず終始苦痛でした。ただ読み進めていく内に、前の方に書かれていた事が「あれはこういう事だったのか」ってわかってくるのはある意味ミステリみたいで良かったかな。何となく、世界観や設定がフワフワしてる感じ。イマイチ入り込めなかった。あと挿絵は色々残念。クラスメイトのビジュアルとか見たかったけど、「何でその人・場面チョイスした?」ってのばかりだった。2015/10/18
琉歌たん.inc
0
久美先生だいすき。読み終わったら混沌とした気持ちにさせられるんだけど、明確な答えだけは残ってる この不思議さがすきなんだよなあ2013/02/08
ねむりねずみ
0
作者さんいわく「(展開が読者を)裏切らない」らしい。すごくそのとおり。確かに裏切らない。日本現代リアル版ハリポタ的な展開。でも別にいいじゃん。面白いし。年二回ぐらい読んでます。以下、思った事をつらつらと。そんな周りと比べてすごい才能を持ってる訳じゃないけど、勉強して、人並に生きて行けるよう頑張ろうじゃないか。ってなことに気づくエイランは偉いなぁと思う。私は気づけてるのかイマイチよくわかんない。てか十中八九気づいてない。頑張ったら新しい楽しさでもわかるようになるんかな?まぁ気づくまでまずは頑張りましょか。2012/03/21