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内容説明
「お気をつけ下さいまし。密売物のトカレフは、できが悪うございます。暴発で、みなさまのお手を吹っ飛ばしかねません」。小柄な、きゃしゃとも見える少女からそのセリフがでた次の瞬間、侵入した3人の賊は急所を一撃され、地面に転がっていた。その場に立っていたのはただ1人、警察庁長官・海堂俊昭邸付のメイド、若槻葵17歳。普段は国家特種メイドとして海堂邸で働いているおとなしい少女だが、メガネの奥に隠された正義の魂が燃え上がるとき、重合金製のクイックルワイパーがうなりをあげる。警察庁特命刑事若槻葵。人呼んでメイド刑事参上。
著者等紹介
早見裕司[ハヤミユウジ]
ライターを経て88年「夏街道」で小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アウル
6
イラスト買い。ドラマ版未視聴。一話完結型で話の展開もわかりやすく読みやすかった。スケバン刑事をオマージュしているので確かにドラマ化し易い内容だなと思った。2013/12/16
ソラ
2
【読メ登録以前読了作品】2006/12/18
朱夏
2
数年前にやっていたドラマではまりました。原作本は、結構前から持っていたので、久しぶりに読んでみました。面白かったです。葵のメイド精神、良いですね。ご主人様を選ぶ権利があるって言い切るところがカッコ良かったです。ご主人様も素敵でした。葵のクイックルワイパー、ちょっといいなと思いました。掃除道具、万能ですね。2014/03/13
めねず
1
一言で言っちゃえば、勧善懲悪もの。ただ、端々にこの作品の表現の面白さが表れてる。 『この先、冥途』「こ、これはっ、メイドの一里塚!」のとことかすごく好き。2014/02/13
saori
1
どのはなしも、おもしろかった。葵のかこが、さんわめで、ようやくでてきて、わかった。ニキータは、にかんめからも、でてくるのかなぁ?2013/03/10