内容説明
アドベンチャーゲームやロールプレイングゲームなど、シナリオが重視されるゲームで魅力的な物語を書くための秘訣を体系立ててやさしく解説。
目次
現場を体験する
第1部 ゲームシナリオの主成分(テーマとストーリー;キャラクター;キャラクターの役割 ほか)
第2部 構成(構成の基礎;構成の要素;良い構成と悪い構成 ほか)
第3部 テキスト(テキストの基礎;見た目とセリフ)
著者等紹介
佐々木智広[ササキトモヒロ]
1972年、京都生まれ。立命館大学国際関係学部卒業。フリーのシナリオライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takka@ゲーム×読書×映画×音楽
11
ゲームシナリオについて、シナリオ・構成・テキスト、そしてキャラクターから説明している体系的な本だった。これ1冊で小説や映画とは違った表現を文章から知ることができるのが良い!ゲーム業界に関心がある人は必読の本かもしれない。2024/07/27
のりきよ
4
ゲームのシナリオを書くうえでの基本的なポイントを、分かり易い事例をふんだんに用いながら解説してくれていた。特に、ゲーム内におけるキャラクターの役割については考えてみたことがなかったので、有益な情報だった。これからゲームを作っていくうえで、また何度も読み返すことがあるだろう。2014/02/26
フェイ
3
小説作りの参考にならないかと思い購入。著者はRPG系シナリオを手がけるフリーのシナリオライター。ゲームシナリオと書かれているが、ゲームキャラの作り方や会話の書き方等、小説執筆でも十分通用する内容。特に、なろう系小説はギャルゲー、ファンタジー系のゲームの影響が大きいため、下手な小説ハウツー本よりも参考になる。2017/09/24
中梨
2
自分は創作が趣味だけど、定期的に自信をなくすし、書き方も迷走するときがある。 ちょうどそういう時期に目についたので、図書館から借りた。キャラクターの作り方や世界観の作り方など、参考になった。2018/11/03
木倉兵馬
2
同人でゲーム製作を考えており、そのための参考書として読みました。電子書籍で購入したんですが、物理書籍で購入したほうが良かったかもしれません。というのも、良く理解するためには何度かページを戻る必要があったからです。リンクが張ってあるにはあるのですけれども、自在に戻るにはちょっと使いにくいですしね。ともかく、キャラクター作成やその表現方法やストーリーの構成方法など参考になるところが多々ありました。購入してよかったと思います。2018/01/07