出版社内容情報
日本に500店舗、世界的にも33ヵ国以上、約8000店舗を展開するスターバックス。シアトルの小さな店からスタートしたこのコーヒーショップはどのようにして成長したのか──。大量生産・大量広告に頼らずに成功した同社の「ブランディング」の秘密を探る
目次
第1章 コーヒー豆から始まった
第2章 船出
第3章 裾野の拡大
第4章 友人と隣人
第5章 方向転換
第6章 ここでも、そこでも、どこでも
第7章 善行が導く成功
第8章 次の寄港地へ
著者等紹介
シモンズ,ジョン[シモンズ,ジョン][Simmons,John]
ブランディングに関するライター兼コンサルタントとして、世界的にその名を知られる。国際的ブランドのコンサルタントとして活躍、また、ビジネス関連の著述とともにライターの育成にも情熱を注いでいる。ブランドに関する著書多数
小林愛[コバヤシアイ]
ルーイス&クラーク大学卒業。コスタリカ共和国運輸省勤務。英語、スペイン語、日本語の翻訳と通訳、国際会議議事録作成など、語学関連の仕事で幅広く活動。著書多数
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感想・レビュー
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うるの
5
スターバックスにどうしてこんなにも惹かれてしまうのか。美味しいコーヒーや魅力的な商品があることももちろん。それだけでなく、気持ちの良い接客、くつろげる空間。単に商品のみに注力するんじゃなくて、コーヒーを通して私たちがする「体験」のためにすべてを提供してくれるからなんだなぁと感じました。2018/05/20
ゆかたん
3
全ては美味しいコーヒーの為に。 会社の設立者は離れていたんだな。2019/01/13
ときどきぷろぐらま。
2
シュルツさんが創始者じゃなかったのですね。もちろん育てたのはシュルツさんだけど。「こだわり」は時として大きくなるのを阻むのかもしれない。強みではあるけれども。2013/05/31
ぎゃび
1
「コーヒーを取り巻くもののほうが商品よりもっと重要」って文は結構衝撃だった。 「スターバックス成功物語」(ハワード・シュルツ著)と「なぜみんなスターバックスに行きたがるのか?」(スコット・ベドベリ著)も読みたい。2017/05/07
秋色の服(旧カットマン)
1
スタバはベンチャー企業だとわかった。分野は違うけどアップルっぽくもある。仕入れから販売まで垂直統合、フランチャイズ制をとらず、バリスタを教育することにより、ブランドを継承する。コーヒーおたく3人が創業者で、ウォズにあたる。遅れてきたジョブスがハワード・シュルツということか。そして、マッキントッシュに相当するのが「フラペチーノ」である。翻訳も良く読みやすい。次は何か欧州のカフェ文化ものでも読んでみたい。バッハのコーヒーカンタータでも聞きながら。2017/01/05