出版社内容情報
本書は、ネットワークへの不正侵入防止に欠かせない侵入検知システム(CSIDS)を扱った解説書。シスコ推奨のCSIDSトレーニングコースに準拠した内容で、CCSP認定資格の取得に向けた学習や、侵入検出システムを理解し効率的に活用したい読者にも役立つ
内容説明
本書は、CCSP認定資格を目指している読者にも、侵入検出システムを理解し、できるだけ効率的に活用したいと思っている読者にも、CSIDSネットワークの設計、実装、管理のための完全なソリューションを提供します。本書は、同タイトルの公式トレーニングコース『Cisco Secure Intrusion Detection System』に準拠した内容で、収束の度合いを高めるネットワーキング環境でネットワークセキュリティが必要とされる理由、CSIDSがネットワークのセキュリティを強化する仕組み、CSIDSをインストールし、設定する方法を明快に説明します。
目次
1 ネットワークセキュリティの概要
2 侵入検知とCSIDS環境
3 CSIDSのインストール
4 アラームの管理と侵入検知シグニチャ
5 CSIDSの設定
6 Cisco IOS Firewall IDS
7 付録
著者等紹介
カーター,アール[カーター,アール][Carter,Earl]
コンピュータセキュリティ関連の仕事に携わりはじめてから6年になる。空軍情報戦センターに勤務していたときにコンピュータセキュリティに関する知識を習得した。当時の主な任務は、空軍のネットワークをサイバー攻撃から守ることだった。1998年、シスコでnetrangr(現在のCisco Secure IDS)およびNetSonar(現在のCisco Secure Scanner)の開発業務に携わることに合意。約1年にわたってnetrangrのシグニチャの作成とNetSonarのモジュールの開発を担当した。現在は、Security Technologies Assessment Team(STAT)のメンバーであり、さまざまなシスコ製品のセキュリティ評価を実行する役割を担っている。セキュリティ評価の対象は、PIX FirewallからCisco CallManagerに至るすべての製品。現在、CCNAの資格を持っており、CCIEの取得に向けて準備している
糸川洋[イトカワヒロシ]
慶応大学卒。医療器械メーカー勤務、マニュアルライターなどを経て、現在、フリーランスの翻訳者。コンピュータ関連の書籍を中心に、マニュアルや書籍の翻訳を手がけている
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